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全米惜敗の渋野日向子に大きな期待【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

渋野日向子に大きな可能性を感じた「全米女子オープン」が終わった。
キレッキレ! 渋野日向子の2020年ドライバースイング【連続写真】
単独首位で最終日を迎えながら、惜しくも逆転負けを喫した渋野だが、逆にその可能性がさらに広がっていくのを感じた。
メジャー初出場。全くの無名で優勝し“スマイリング・シンデレラ”と言われた2019年「全英AIG女子オープン」とは全く違い、今回は、重圧との戦いがハンパではなかったはずだ。「ずっと緊張していました」と本人も言っているように、メジャー2勝目への期待は、自他ともに大きい。例年のようにシーズン半ばの開催ではなく、12月と言う異例の時期の大会開催は無観客。2019年に一気にブレイクした時は、“ギャラリーさん”を味方につけて実力以上の力を発揮するタイプの渋野には、静けさは重圧を大きくすることはあっても、軽減することはなかったのではないか。
さらに、最終ラウンドは悪天候で月曜日にズレこみ、コンディションはよりタフになった。2日目を終えてトータル7アンダーという好スコアを出した渋野自身が招いたと言ってもいい決勝ラウンドのタフなセッティングに加えて、泥が付いたボールは、予測できない場所に飛んでいく。渋野に限ったことではないが、グリーン上も含めて、四苦八苦する選手の姿が目立つ最終日だった。
そんな中、上がり3ホール連続バーディで優勝したキム・イェリム(韓国)は圧巻だった。渋野は、最終18番こそバーディで締めたが残念ながら4位に終わった。
それでも、最終日、最終組でプレーして優勝争いをしたからこその収穫は大きい。しかも、勝てなかったからこそ得られたものも多いはずだ。
全英優勝後、日本でも賞金女王争いをしたこともあって、周囲の期待は大きく膨れ上がった。今年、6月に日本の試合が始まった後、優勝できない渋野に対して「どうして」と言う声があちこちから起こったが、どう考えても2019年ができ過ぎだっただけ。これから試行錯誤をして、経験を積むことで成長するのは当たり前の話だ。加えて、プロになって初めてツアーにフル参戦したシーズンでの活躍だったため、本人も周囲に影響されるのは無理のない話。だが、渋野は2020年の戦いを通して、今の自分の身の丈と、自分らしいゴルフを思い出した。だからこそ、今回、優勝へあと一歩に迫れた。
コロナ禍で今年の米ツアーQT(予選会)はなくなり、渋野の米ツアー参戦は1年遅れることになった。だが、行われるかどうかも定かではない東京五輪も含めて、2021年の経験が、さらに渋野の地力をつけてくれることはまちがいない。その中でのメジャー、その後の米ツアーでの活躍こそが楽しみだ。(文・小川淳子)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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