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一段と強くなった米への思い　渋野日向子は「絶対またここで戦いたい」【日本勢コメント集】

＜全米女子オープン　最終日◇14日◇チャンピオンズGC（米国テキサス州）◇6731ヤード・パー71＞
雷雨のためサスペンデッドになり、月曜日へ繰り越されることが決まった「全米女子オープン」は最終日の競技が終了した。首位から出た渋野日向子は2バーディ・5ボギーの「74」と3つ落としてトータル1アンダーの4位。優勝には2打届かず、日本勢の大会初制覇はならなかった。
日本勢は海外メジャー初出場の高橋彩華がトータル4オーバーの11位タイと好成績をおさめた。岡山絵里と笹生優花がトータル5オーバーの13位タイ。畑岡奈紗は最終日パープレーでトータル7オーバーの23位タイに入った。一方で米ツアーを主戦場とする河本結はトータル15オーバーの60位と、予選突破しながらも悔しい結果に終わった。そんな5日間の戦いを終えた日本勢のコメントを紹介する。
■渋野日向子（トータル1アンダー・4位）
「悔しいです。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力なんだなと受け止めるしかないなと思います。最後いい締めができたからこそ悔いはないかな。2カ月前にアメリカで戦ってアメリカで戦いたいともっと思って、この一週間でさらにその気持ちは強くなった。絶対またここで戦いたい」
■高橋彩華（トータル4オーバー・11位タイ）
「再開してからボギー、ボギーのスタートで“あ！”という感じだった。そこからうまく切り替えて、耐えながらバーディーチャンスを待って、結果的に最後はバーディー、すごく良かった。初めてで私のゴルフがどこまで通用するかずっと不安だった。予選を通ってから気が楽になって、自分らしいプレーができた。楽しい1週間だった。将来米ツアーに来てみたいなとは思っていたけれど、まだ海外で戦うには足りないものが多すぎるので、もう少しそこを準備してから考えたい」
■岡山絵里（トータル5オーバー・13位タイ）
「今日はショットが良かったけれど、パターがあんまりよくなかった。前半はバーディパットが入ったけど、後半は3パットをしたりもったいなかった。もっとぜんぜん行けた、という感じでした。この順位なのかと。もったいないなという感じです。自分のメンタルをコントロールするのが課題なので。自分のメンタルで崩れたのがもったいなかったですね」
■笹生優花（トータル5オーバー・13位タイ）
「寒い中、最終日はよく頑張った。本当に予選を通れるように、今年は頑張ろうと。それがクリアできたので、悔しいとかはないです。今年はいろいろあって、いろいろ勉強になったので、オフに休んで、来年また生かせればいいなと思う」
■畑岡奈紗（トータル7オーバー・23位タイ）
「再開してからの残りの15ホールは4日間の中では一番自分らしい、守りのゴルフだったとか、良いバーディもあって良かったと思う。全米女子オープンが順延となってプレーできたことはすごくうれしかったし、事前に練習ラウンドに来ていて、だいたいこれくらいで回りたいというスコアはあったけど、メジャーのセッティングで全然届かず、イメージ通りのプレーができなかったことは、すごくショックが大きい。最終日につかめたこともあるので、最終戦でがんばりたい」
■河本結（トータル15オーバー・60位）
「ショットはボロボロでしたね。その中でアプローチとパットでしのいでいたので。きょうは本当に精神的にも疲れ切った。今のスイングの完成度では4日間持たないだろうなと思っていた。思ったとおりだった。今年は良い経験ができた。有意義な年だった。自分のやってきたことを全部ダメにしてしまった年なので、反省しているし。そういう気づきがきっと近道になると信じてまたがんばりたい。なっさー（畑岡奈紗）という心強い味方も居るので、こっち（アメリカ）で私は戦いたい」
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