<ゴルフパートナーPresents 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権特別大会 最終日◇18日◇COCOPA RESORT CLUB 三重白山GC(中学)・白山ヴィレッジGC(高校)>
トップに立っていた岡山県作陽高等学校を逆転し、大会制覇を果たしたのが日本ウェルネス高等学校(茨城県)。3年の亥飼台(いがい・うてな)、2年の大野倖(おおの・こう)の活躍もさることながら、大躍進を見せたのが、1年生の細谷幹(ほそや・もとき)だ。初日の「77」からこの日は「66」と爆発し、チームを逆転優勝に導いた。
うーん、壮観 鮮やかなバッグがずらり【大会フォトギャラリー】
3番で3パットのボギーを叩くも、その後は7バーディを量産。「昨日とは全然違いました。ちょっと微妙なバーディパットも入ってくれたし、昨日は思うようなプレーができなかったけど、今日はやっと貢献できました」と、力強い笑顔を見せた。
今年は特別大会とはいえ、日本ウェルネスが“緑の甲子園”を制するのはこれが初。個人戦とは異なり、ホールアウトするまでチームごとの正確な順位はわからない。「途中でトップに立ったと耳にしてから、力が入ってしまって…」と悔しさをにじませたのは2年の大野。この日はバーディ先行でスタートしたが、12番から連続ダブルボギーを喫するなど苦戦し「76」でフィニッシュ。
3年生の亥飼も「73」と耐える展開が続き、「結局2日間オーバーパーになってしまいましたが、チームプレーでなんとか優勝できてとてもうれしいです」とほっと一息をついた。
3人は初の優勝旗を受け取ると、「寮に持っていって、みんなに見せてあげたいです」と笑顔。堂々と凱旋を果たせそうだ。
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