米国でクリスマスを迎えた25日、グレッグ・ノーマン(65歳)が新型コロナウイルスに感染、病院のベッドの上から「これが私のクリスマスの日」と自身のインスタグラムで発表した。
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前夜のイヴには軽い症状を訴えて自主隔離、翌日に陽性が判明した。今週の始めの火曜日に受けた検査では陰性だったという。
ノーマンは2週間前にフロリダ州ネープルズでPGAツアーの選手24名が出場したチャリティイベント、QBEシュートアウトを主催、前週はフロリダ州オーランドで開催された親子で戦うPNCチャンピオンシップに息子グレグ・ジュニアとチームを組み出場、タイガー・ウッズとチャーリー君ペアに2打及ばない9位だった。
「“コロナのクソ野郎!”世界のために一刻も早くこのウイルスに克服して、2度とこのような事態にならないことを願う」とコメントした。
米ゴルフチャンネルに取材に「軽い症状が続いている。ほとんど風邪と同じで少し熱があり咳が出て、筋肉痛もあり頭痛も…。早く全快して来年は良い年にしたい」と答え重篤ではない。
また、息子のグレッグ・ジュニアとその妻、ミシェルさんの二人も陽性が確認された。ミシェルさんは4日間も熱が続いたが、現在は回復しているとSNSで伝えた。
オーストラリア出身のノーマンは、メジャー2勝を含むツアー通算88勝、世界ランキング1位に331週つき世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。現在はタイガー・ウッズら多くのプロが拠点を置くフロリダ州ジュピターで暮らしている。(文・武川玲子=米国在住)
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