2020年と21年が統合されて1シーズンとなったとはいえ、国内女子ツアーはいったん長いオフに入る。新型コロナの影響で6月開幕となり、今年行われたのは14試合。短い時間ではあったが、今年の女子ツアーを彩った選手たちを部門別数字で見てみよう! 今回は【平均ストローク】について。
2019年の平均ストローク1位といえば、国内女子ツアー初の60台をマークした申ジエ(韓国)。それまで誰も果たせなかった偉業だった。
海外の主要ツアーでは、この平均ストロークでトップを獲ることは獲得賞金などよりも価値あるものとして扱われ、もっとも権威アル賞として表彰される。
賞金を獲得するのはプロの世界なら当たり前だが、本当に強いのは、いかに少ない打数で回るか。そういう意味では平均ストロークが少ない選手が一番強いといっても過言ではない。そして現在1位につけるのは古江彩佳だ。
古江は主要部門でも軒並みトップ入り。60台のラウンド数でも1位を獲得しており、高値安定のゴルフがシーズン3勝にもつながった。総合的な活躍度を示すメルセデス・ランキングでも1位。ルーキーイヤーの大躍進は止まらない。
【平均ストローク上位10位】
1位:古江彩佳 70.1064
2位:笹生優花 70.1750
3位:ペ・ソンウ 70.4128
4位:小祝さくら 70.4329
5位:申ジエ 70.6503
6位:稲見萌寧 70.9108
7位:鈴木愛 70.9272
8位:西村優菜 71.0917
9位:イ・ミニョン 71.1306
10位:全美貞 71.1629
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