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ザンダー・シャウフェレがコロナ感染を告白　すでに回復し今年初戦から出場

米国男子ツアーの2021年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に出場するザンダー・シャウフェレ（米国）が、新型コロナウイルスに感染していたことを開幕前の公式会見で明らかにした。
昨年12月半ば、カリフォルニア州サンディエゴで、契約するキャロウェイ社の写真撮影を行っているとき、ガールフレンドから「コロナで陽性だった」と連絡が入ったという。撮影現場にはフィル・ミケルソン（米国）、ジョン・ラーム（スペイン）も参加。「みんなに影響がないか、不安だった」とシャウフェレは話す。
ホテルで自主隔離生活を送ったが、「すごく具合が悪くなり、這うようにして必死で医者に行った。検査を受けたら陽性だった」というのがその後の状況。ここから自宅でベッドとソファの上で過ごす日々を送った。
食事は近くに住む兄が届けてくれた。隔離が終了したのは29日で、「まだ体力は完全に復活はしていない。この3日間は試合に向けて準備を整えようと必死でやっていて、それが一番大変だった。1月1日に久しぶりのラウンドで9ホール、翌日も9ホールと徐々に整えた。
シャウフェレは20年は未勝利だったもののフェデックスカップランク30位内の資格で参戦。今大会は19年に勝利、昨年はジャスティン・トーマス（米国）にプレーオフで敗れたものの2位と好相性を誇る。
「絶対にこの試合に出たかった。コースコンディションは最高に良い。きっとコロナの影響であまりプレーがされていないのだろう。コースと同様、しっかりと試合に向けて備えたい。体力は100％ではないけれど、メンタルは戦う準備はできている」と笑顔で話した。（武川玲子＝米国在住）
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