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「ぜひ勝ちたい」 モリナリが“ホーム”リビエラCCでジェネシス招待に出場

2018年の全英オープン覇者、フランシスコ・モリナリ(イタリア)がホームコースとなったリビエラCCで「ジェネシス招待」に臨む。
「ここ数年、米国移住を考えていた」というモリナリが、妻のバレンティーナさんと2人の子供たちと相談し、実際に引越し先として選択したのは、南カリフォルニアのロサンゼルス。タイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン(ともに米国)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らトッププロの多くはフロリダ州に拠点を置くなか、「気候が暖かくてイタリアを思い出せる」という理由からモリナリは同地に居を構えることを選んだ
昨秋に移住を完了させると、ホームコースとして“リビエラCC”の一員に。1927年開場のクラシックな同コースは、PGAツアープロの中でも最も評価の高い人気コースとして知られており、ロサンゼルスでは昔からハンフリー・ボガートら“セレブ”が集うことでも有名だ。「ヘッドプロやスタッフはみな温かく迎えてくれた。コースは何度かプレーして、だんだんと理解してきた」とメジャー覇者も居心地の良さを感じている。
冬のオフシーズンにはロサンゼルス出身のパトリック・キャントレーやパトリック・ロジャーズ(ともに米国)と一緒にプレー。「リビエラやロサンゼルスCCにはすごく上手いメンバーがいる。彼らとベストボールをやったがなかなか良い戦いになった」と“地元”でのプレーをエンジョイしている様子がうかがえる。
昨年、コロナ禍の間は母国イタリアに滞在し、ツアー復帰を果たしたのは10月だった。11月の「マスターズ」では予選落ちをしたが、今年に入って「ザ・アメリカンエクスプレス」で8位、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は10位と調子を上げている。
「昨年はたいへんな1年だったが、一方で良い休養にもなった。今は試合をやりたいというモチベーションが湧いている。今週も良いプレーをし、ぜひ勝ちたい」。新たなホームコースで、2年ぶりとなる優勝を目指す。(武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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