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マキロイがPGAツアーのプレーヤー諮問委員会会長に選出

ロリー・マキロイ(北アイルランド)が“プレーヤー・アドバイザリー・カウンシル”(諮問委員会)会長に選出されたことが､16日(火)にPGAツアーから発表された｡
これが飛ばしの技術が詰まったマキロイのドライバースイング【連続写真】
11日に投票は終了､マキロイはラッセル・ノックス(スコットランド)､ケビン・ストリールマン(米国)を退けた｡
PAC(“プレーヤー・アドバイザリー・カウンシル”)は､21年はマキロイを会長にライアン・アーマー､ポール・ケーシー(イングランド)､デービッド・ハーン(カナダ)､ハリー・ヒッグズ､ビリー・ホーシェル､ザック・ジョンソン(ともに米国)､ラッセル・ノックス(スコットランド)､アニルバン・ラヒリ(インド)､ピーター・マルナッティ､ライアン・パーマー(米国)､ジョン・ラーム(スペイン)､ケビン・ストリールマン､ジャスティン・トーマス､ハロルド・バーナーIII､ジョンソン・ワグナー(ともに米国)の16名の選手で構成される｡
メジャーなプロスポーツリーグの中で､ゴルフは選手の労働組合を持たない｡そのためプレーヤー・アドバイザリー・カウンシルのメンバーに加えてポリシーボードメンバー､コミッショナーのジェイ・モナハン氏がその役割を果たし､ツアーについての問題等について話し合いが持たれる｡
マキロイは2010年にPGAツアーメンバーとなり､メジャー4勝を含む米PGAツアー通算18勝､欧州ツアーでも8勝を挙げている｡
｢米ツアーと欧州ツアーが提携をした今､会長はとても大切な役割だと思っている｡両ツアーを戦っている僕はきっと役に立てるはず｣と意欲を語っていた｡
一方で､会長職に就いた選手はメジャーに勝てないとも言われているが､｢それでも僕は会長として喜んで働きたい｡メジャーは年に4回だから､いずれにしても勝つのはとても大変なこと｡年に数回のミーティング､それがメジャーに勝てない理由にはならない｣と31才は話した｡(武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>