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黄金世代の飛ばし屋がボーダー突破ほぼ確実に　沖縄県勢も地元で健闘！【女子リランキング】

シーズン途中に非シード選手を賞金ランキング上位順に並び替え、その順位に基づき出場資格を付与し直すリランキング制度は、シーズンが統合された今季も実施される。2021年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」を終え、現時点での暫定リランキングリストが発表された。
まず上位陣を見ると、1位の笹生優花、2位の渡邉彩香、3位の西村優菜は昨年ツアー優勝を果たし、今季最終戦までの出場権を確保済み。“リランキング卒業”を果たしている。
ダイキンで3位になった田辺ひかりも、昨年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」での2位タイという好成績もあり、2949万2408円で4位。こちらも今季特例で実施されるリシャッフルまでの出場権は、約束されている状況だ。
中盤戦にフル参戦するためのボーダーラインは、例年35〜40位前後。現在の40位は吉川桃の314万9375円となっている。今季の第1回リランキングは、公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」後が見込まれており、そこまでは残り9試合。今年は賞金総額の増加や、予選通過ラインの引き下げなどもあり過去のシーズンとの単純比較はできなさそうだが、ボーダー到達には最低でも550万円以上は稼いでおきたいところだ。
そして先週リランキング突破へ大きく前進したのが、黄金世代屈指の飛ばし屋・山路晶だ。15位タイとなり沖縄で142万8000円を上積み。通算獲得賞金を620万8000円まで伸ばし、リランキング30位に浮上した。シーズンイン時のQTランキングは107位とあって、ここまでの出場は5試合と限られたが、そのなかで結果を残してきた。
また出身地の沖縄で10位タイと健闘した川満陽香理（391万1250円、ランク38位）や、54位タイの山城奈々（488万5714円、ランク36位）といった選手もボーダーラインへ着実に前進した。
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