<明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 初日◇12日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>
2000年度生まれのプラチナ世代のなかでも大きな注目を集めてきた安田祐香が、大会初日を6バーディ・1ボギーで回り、5アンダーで暫定ながら首位タイ発進を決めている。
1番スタートの安田は2番パー3でティショットをミスしてボギーとしたが、続く3番ですぐさまバーディを奪い返した。7番でも6メートルを沈めて前半を1アンダーで折り返すと、後半に入っても勢いは止まらない。
11番では60センチにつけバーディ。その後も2つバーディを奪取し迎えた最終ホールで10メートルを沈めてバーディ締め。「入るとは思わなかったので、うれしかった」と、見事なラウンドを締めくくった。
アマチュア時代から数々のタイトルを獲得し迎えたプロ生活。ルーキーイヤーとして臨んだ昨年は思わぬ首の痛みなどケガに苦しんだ。同学年の古江彩佳や西村優菜らがツアー優勝を果たし、さらには年下の笹生優花らも台頭。「刺激をもらえるし、頑張らないといけないと思う。よきライバルかな」と、仲間の活躍が安田を後押ししている。
先週の「ダイキンオーキッドレディス」では予選落ちを喫したが、「振れていないと思って」と、ドライバーのシャフトを今週に入って変更。「SからSRに替えて、気持ちよく振れた」と、急きょの変更が奏功した。
「反省点はないので、リズムを崩さないように」と、残り2日間の優勝争いを見据えて、気合を入れ直した。
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