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全米女子オープンも無観客　地元紙が伝える

6月3日（木）に米カリフォルニア州サンフランシスコの名門オリンピッククラブで開幕する今季海外女子メジャーの第2戦「全米女子オープン」は無観客で開催されると地元のサンフランシスコクロニカル紙が伝えた。
同紙によると、サンフランシスコのパブリックヘルス（公衆衛生局）と大会を主催するUSGA（全米ゴルフ協会）、米LPGAツアーが合意して決定したという。同クラブのメンバーは人数制限の上、コース入りが許可される。
USGAの全米女子オープンのディレクターを務めるマット・スワッキー氏は先週には「全米オープンには観客動員がとても重要だ」と米メディアに話していたが「カリフォルニア州、サンフランシスコ市と最善の決定をしたい」としていた。
女子メジャー初戦の「ANAインスピレーション」（4月1日開幕）も同じカリフォルニア州のランチョミラージュで開催、昨年の9月に引き続き観客動員は見送られた。
8月19日にスコットランドのカーヌスティGLで開幕するAIG全英女子オープンを主催するR＆Aのマーティン・スランバー氏は「観客動員を希望している」と話しているが「まだ今は決定できない」とした。
昨年は11月に開催の男子メジャー「マスターズ」は米ジョージア州で4月8日に開幕するが、人数制限つきながらパトロンがコースに入場する。（文・武川玲子＝米国在住）
<ゴルフ情報ALBA.Net>