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初優勝への第一歩、ベタピンアイアンはどう打つ!?【ミキヤ初優勝への道】

渋野日向子の全英女子オープン優勝にに加え、松山英樹がマスターズ優勝と、近年まれに見る熱狂を見せているゴルフ界。「俺も負けられない」と次なるヒーローの座を狙って闘志を燃やす若手がひとり―― 初シードを目指す阿久津未来也だ。
今シーズンの予選通過率は100%。度々上位に浮上し、インパクトのある名前に見覚えのある方も多いのではないだろうか。読み方は“アクツ・ミキヤ”、字面が似ている堀川未来夢は日大ゴルフ部の先輩だ。1995年生まれで、同学年には大谷翔平や羽生結弦とビッグネームがならぶスポーツ界の黄金世代。「名前なんて読むの?」とはもう言わせない! いつかは男子ゴルフ界代表として世代の代表として入り込むべく、目指すはレギュラーツアー初優勝。トップレベルの技術を身につけるため訪れたのが、日大ゴルフ部の先輩、内藤雄士コーチのもと。丸山茂樹の米ツアー米ツアー3勝をサポートしたカリスマコーチは、どんな金言を授けるのか!?
■本日のミッション『アイアンのタテ距離が、今ひとつ合わないんです…』
某日、内藤コーチがいる東京杉並区高井戸のハイランドセンターに到着したミキヤ。大学の先輩とはいえ、ガッツリ習うのは実は今日が初めてだ。「まずは自分のスイングに対して率直な意見を聞きたいです!」と期待に胸を膨らませ、拠点の神戸からはるばるやってきた。
内藤「どんなことで悩んでいるの?」
ミキヤ「体を横に揺さぶりながらクラブを振っているので、ツアーで活躍していくのに、スイングの再現性に影響があるのかどうか気になります」
自分で気になっていたのが、アドレスの“クセ”。左肩が右肩よりも高く、頭がやや右寄りにくる。それをダウンスイングの切り返しと同時に本来の位置に戻して打つことが、距離感や安定性に影響するのではないかと、ミキヤは悩んでいた。
ミキヤ「横への動きが入ることで、プレッシャーがかかったときに飛びすぎてしまうミスが多いんです。7番アイアンで170ヤードを打つつもりが180ヤード飛んだりとか、タテ距離のズレはそこに原因があるのではないかと思います」
内藤「なるほど。じゃあ、まず7番アイアンから打ってみようか」
まずは動画によるスイング分析からスタート。カリスマコーチからズバッと改善点の指摘が入るかと思いきや…!?
内藤「あえて修正する必要はないと思うよ」
ミキヤ「えっ! 本当ですか!」
内藤「トップから切り返しで頭は左に動いているものの、上体が突っ込む雰囲気は見られない。むしろ、アドレスでの頭の位置を修正するにはかなりの時間がかかるし、違和感も出てくる。ゴルフの状態がいい現時点で変えるのはどうかと思う」
チーピンなどの致命的なミスが出るならまだしも、あえてスイング改造に踏み切るのはリスクが高いと内藤は考えている。
内藤「全体のスイングを見てもほぼオンプレーンに振っているし、スランプになりそうな大きなクセは見当たらない。強いていえば、左足体重のままダウンブローで振っているし、フェースローテーションが少ないぶん、強いボールになっている。それが飛びすぎる要因でしょう」

■本日のミッション2『アイアンのスピン量を上げたい』
ミキヤが気になっていたことがもうひとつ。アイアンショットでのスピン量だ。
ミキヤ「スピン量が少なくて。前に米国にあるタイトリスト本社でスピン量を計測したんですが、7番アイアンで6200〜6500(回転/分)だったんです」
理想のスピン量は『番手×1000(回転/分)』と言われているため、これに習うなら確かに少なめ。弾道計測器トラックマンの公式サイトでは米ツアーの平均データが公開されていて、7番アイアンに関しては男子ツアーが「7079(回転/分)」、女子ツアーが「6699(回転/分)」となっている。
ボールのスピン量が多ければ、自然とボールは高く上がりキャリーでボールを止めることができる。逆にスピン量が少ないと、低い弾道でランが増えるので、ツアーの硬いグリーンには止めにくくなる。
内藤「やっぱり、できれば7番アイアンなら7000回転/分は欲しいよね。ただ、今のスイングを変えるよりはクラブのバランスやシャフトを替えたほうがいいかもしれない。もしくは、PGAツアーの選手が行っているように、スイングを変えずにオープンスタンスにしてみるとか。それだけで500回転/分は増えるよ。あとはフェースのどこでボールをヒットするのかを厳密化したほうがいい。当たる場所によってスピン量が変わるからね」
内藤は具体的なヒットポイントについて触れなかった。プロはダウンブローに打つため、フェースの重心よりも下めでボールをとらえる傾向にある。おそらくフェースの溝の下から2本目で打つか、3本目で打つかで回転数が変わるので、自分に合ったポイントを見つけろという意味だろう。アベレージゴルファーには高度すぎる話だ。
内藤の分析の結果、弾道が低いものの、スイングを変える必要はないことが分かったミキヤ。ただし、クラブのスペックを変えるか、オープンスタンスで打つなど、ボールのスピン量を上げることで、止まるアイアンショットを目指せという内藤コーチのアドバイスだった。
今回の収穫:
「アドレスでの頭の位置を変える必要はナシ!
アイアンのスピン量はクラブを調整して上げてみよう」
■阿久津未来也プロフィール
1995年3月17日生まれ、栃木県出身。
2016年にプロ転向、18年の「日本プロ」で自己最高の6位に入った。同年のQTで初めてファイナルに進出し、翌年はレギュラーツアーに本格参戦。賞金ランクは71位と、初シードにあと一歩まで迫った。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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