ゴルフクラブを売る、買取、下取はお任せ!高額買取!

ゼビオグループ契約 リディア・コ選手が、 3/11 (土 13 30 よりジャパンゴルフフェア 2023 にてトークショーを行います。詳細はこちら

このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

最新ゴルフニュース

38歳の“愛されキャラ”、上井邦裕が“8度目”の最終日最終組で初優勝を目指す

<関西オープンゴルフ選手権競技 3日目◇24日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>
大阪府出身の上井邦裕(かみい・くにひろ)はプロ17年目の38歳。トータル12アンダー・トップタイで3日目を終えて、8度目の最終日最終組から初優勝に挑む。最終日をトップで迎えるのは17年の「RIZAP KBCオーガスタ」以来で、これまでに4度の2位を経験している。
上井は身長180センチで身体能力が高く、ドライバーではキャリー300ヤードを超える飛ばし屋。芹澤信雄率いる『チームセリザワ』の一員で、トーナメントの練習ラウンドでは芹澤に師事する藤田寛之や宮本勝昌とよく一緒に回っている。明るく人なつっこい性格で藤田からは『クーちゃん』と呼ばれ、かわいがられている。
長く「初優勝に一番近い選手」といわれながら、ここまでレギュラーツアーでは勝利なし。一番有名な出来事は10年の「VanaH杯KBCオーガスタ」での2度のホールインワンがある。初日の8番パー3で人生初のホールインワンを記録し、3日目にも8番ホールで再びホールインワンを達成。世界初の同一大会同一ホールでの2度のホールインワンとして、ギネスにも認定されている。
そんな上井は19年には極度のドライバーの不調からシード落ち。右プッシュスライスが出れば、今度は左にフックとかなりの重傷だった。どん底の状態にいたときに谷原秀人、内藤寛太郎、佐藤太地らを教えるプロコーチの吉田直樹氏に出会い、ドライバーの不調から脱出。昨年10月に行われた国内男子ツアーのエキシビションマッチ「ISPS HANDA コロナに喝!! チャリティー・チャレンジトーナメント」ではトータル21アンダーで優勝し、結果も出してきた。今シーズンはQTランク上位の資格でツアーに出場している。
若い頃から愛されキャラで、ツアーの名だたる先輩たちにも物怖じしない。ある年、トーナメントの練習場で上井はスイングに悩んでいた。そこに丸山茂樹が通りかかると、「丸山さん、ちょっと見てください」、谷口徹が近くにいれば「谷口さん、ちょっとちょっと」、片山晋呉にも「シンゴさん、お願いします」とアドバイスをもらっていた。
実際、前週の東建ホームメイトカップでは、「岩田寛さんに珍しく真剣に教えてもらって、バンカーが良くなりました。それでボギーが減ったというのはあると思います」と語り、教えてくださいキャラはいまでも変わっていないようだ。
持ち球は右から回していくドローヒッターの上井だが、今大会では左から回していくフェードのイメージで臨んでいる。「狙い所がいつもと違うから、何度かイメージが出なくて気持ち悪いところはあるんですけど、慣れていかないといけない」と言いながらのトップタイでの最終日。「自分がやりたいことをやって優勝争いに入れたのでありがたいです」と上井は淡々と答える。
3年前の「中日クラウンズ」では3日目が終わって3位タイ。最終日最終組で迎えながら、上がり2ホールの17番でダブルボギー、18番でボギーを打って、4位タイに終わった。「クラウンズでは悔しい思いをした。でもあのときとは気持ちが違う。いまはやりたい課題をやるのが楽しい。その気持ちを忘れずにやりたい」。初優勝がかかる上井の18ホールがいよいよ始まる。(文・下村耕平)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

この記事のシリーズトップページへ

ピックアップコンテンツ

飛距離・スコアを上げたい

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アスリートゴルファー編
  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アベレージゴルファー編

これからデビュー・初心者向け

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン 初心者編
  • 世界のトッププロ達のスイング集

旬ネタ・スゴ技・エンタメなど

  • 話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」
  • マーク金井の試打職人

練習場イベント

10月の買取強化倶楽部 あなたのクラブ高く買い取ります

クラブを買う・売る

ゴルフ初心者の方へ

ページトップへ戻るページトップへ戻る