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初の“選手会”主催大会 普段の試合と変わること、変わらないことまとめ

<ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前情報◇5日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
6日(木)に開幕する国内男子ツアー「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ」はツアー史上初となる“ジャパンゴルフツアー選手会”が主催となって行われる大会だ。普段は一般企業、もしくは団体などが主催となっているが、それが選手会となることで普段の試合と何が変わるのか。
通常であれば企業や団体が主催となれば、当然そこにスポンサーとしての意向が生まれる。それは“希望”だけではなく、“制約”となる場合もある。例えばテレビ局が主催の大会であれば、現在はネット中継なども増えているが、放送時間の関係上生中継されないことも多い。それらは選手たちにとってポジティブなものでもあるし、ネガティブなものでもある。それらを全て選手会が主導できるようになることで、若干の制限はあるものの、選手の望むかたちに近い大会が実現した。
この大会にはそんな選手会のいくつかのコンセプトが織り込まれている。主なものは下記の通り。
・トーナメントの企画や権利はジャパンゴルフツアー選手会が有する
・各スポンサーの意向を反映し、興行の拡大を目指す
・開催地は全国、現在トーナメントを開催していない地域が目標
・その結果、ゴルフ普及、社会、地域貢献活動を提案
・生放送や長時間放送にこだわる
これらに則って、選手会長で大会会長の時松隆光、大会実行委員長の池田勇太が中心となって、自分たちの意向を反映できる部分を実現したかたちだ。
一方で、競技面は主催者関係なく、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主管しているため、選手会としての意向は伝えるものの、通常のトーナメント同様、JGTOのものに則って行われる。そこで普段と変わる部分、変わらない部分をまとめた。
■普段と異なるもの(選手会【主催者】が決められるもの)
●予備日が設けられている
現在の国内男子ツアーでは「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」、「日本プロゴルフ選手権大会」、「日本オープン」の3試合しか設けられていない予備日が今大会には設定された。72ホール完遂を目指すなかで、スタート時刻、天候などによる選手間の不平等な状況をできるだけなくし、しっかりと72ホールできるような環境が整えられている。
●賞金総額
こちらも主催者が設定可能。今大会の賞金総額は5000万円、優勝賞金は1000万円とツアーの中ではもっとも低い額だが、新たに大会を立ち上げること、そしてこれを継続的に開催していくことで、大会増加という命題を持つためこの金額に設定されている。もちろん、今後スポンサーさえ集まれば優勝賞金1億円という設定も可能だ。
●4日間生中継
こちらも選手会の意向によるもの。応援してくれるファンのために生中継、ということでCS放送で4日間生中継で行われる。予選ラウンドは2日間を使って、18番をメインに48組全選手の顔を見てもらえるような放送にするという。また、普段よりも選手インタビューを増やして、より選手から発信していくという。
●出場者はツアーメンバーのみ
ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップの名の通り、JGTO主催の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」同様、出場者はツアーメンバーのみとなっている。
●主催者推薦枠の縮小
通常の試合では出場人数の18%が主催者推薦枠となるが、144名出場する今大会の主催者推薦者は4名のみ。それ以外は通常の出場優先順位に沿って出場枠が決められている。その分、普段出場枠が降りてこないような選手たちも出場が可能となった。
●表彰式
実行委員長の池田いわく「独特の表彰式だと思う。少人数で短くスタイリッシュなかたちで行います」とのこと。大会会長である時松が表彰式を渡す役目を担うが、時松が優勝した場合「選手会副会長の石川遼、小鯛竜也、私(池田)、大会副会長の青木功さん、サトウ食品の佐藤元社長のだれかが渡すかたちになると思います」(池田)とのこと。
●「プロアマ」ではなく「視察ラウンド」
通常のトーナメントでは主催者、そして主催者のゲストを招いてプロアマが行われるが、今大会はスポンサー企業を招いての“視察ラウンド”というかたちに。スポンサー企業のゲストではなく、「実際に大会を行ってくださる方々と直で交われるように」とこのかたちとなった。視察ラウンドということで通常のプロアマのような競技性もなく、表彰式もなし。通常のプロアマと異なり、それぞれが好きなティイングエリアを使っていい、というルールのもとに行われた。
●ギャラリーサービス、ファンサービス
こちらはコロナ禍ということもあり、無観客となったため実現しなかったが、有観客で行われていた場合、様々な企画でギャラリーサービス、ファンサービスを行う予定だった。
■通常のトーナメントと変わらないもの(JGTOが主管となっているもの)
こちらは競技に関する部分がほとんどだが、いくつかピックアップする。以下のものはJGTOが定めるものに則って行われる。
・競技中断・中止などの判断
・ピンポジション
・賞金分配
・予選カットライン
・予選ラウンドの組み合わせ
主催者の意向を元にJGTOが決められる。今大会は選手会からの「生中継で多くの選手が見てもらえるような組み合わせに」という意向をもとに決められた。
以上のように、すべてを主催者が決められるわけではないが、普段の試合とは異なる部分が多々ある。池田が「これからのトーナメントに関わってくる部分も多分にある。言い出したらキリがないくらいにこだわった」と語るトーナメントの幕がいよいよ上がる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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