<ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日◇9日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
ジャパンゴルフツアー選手会主催の新規大会は、最終ラウンドが終了した。プロ転向4戦目のルーキー・片岡尚之が6バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル15アンダーで4打差を逆転し、ツアー初優勝を果たした。
17番を終えた時点で、15アンダーに石川遼、宮本勝昌、時松隆光ら複数人がトップタイとなっていた大混戦。が、強いアゲンストの吹く18番(436ヤード、パー4)が勝負の分かれ目となった。なんと、並んでいた全員がボギー以上で、最終日の全選手平均スコアは「4.479」。最難ホールをパーで切り抜けていた片岡に勝利の女神が微笑んだ。
4日間でFWキープ率は68位タイ、パーオン率は28位タイ、サンドセーブは37位タイだが、平均パットは「1.6111」と2位だった。ウッドからウェッジまでスリクソン『ZX』を中心に契約するダンロップの各最新モデルを使用するが、パターだけはオデッセイの2006年発売モデル『ホワイトホットXG 2-BALLブレード』と年季の入ったもの。
「このパターは3年使っています。父から譲ってもらいました。すごくしっくり来ています」と片岡。
先週復活優勝した岩田寛も2003年発売の『ホワイトホット2-BALLブレード』を愛用し続けているが、奇しくも2週連続で『2-BALLブレード』が再び脚光を浴びる?結果となった。国内男子ツアー選手たちの『ホワイトホット』インサート人気は時を経た現代でも根強いものがある。
【片岡尚之 優勝セッティング】
1W:スリクソンZX7(9.5°ディアマナDF70X 45.25インチ)
3W:スリクソンZX(15,18°クロカゲ XT70X)
3,4U:スリクソンZX(20,23°)
5I〜PW:スリクソンZ-FORGED(Dynamic Gold EXツアーイシューX100)
A,SW:クリーブランドRTX ZIPCORE(52,58°)
PT:オデッセイWHITE HOT XG 2-BALLブレード
BALL:スリクソン Z-STAR XV
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