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初の首位発進につながった2つのポイント 吉田優利の根底に流れるジョーンズ氏の教え

<ほけんの窓口レディース 初日◇14日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)◇6335ヤード・パー72>
6アンダーまで伸ばし、アマチュア時代から通じて初めての首位タイ発進を決めた吉田優利。「うれしいですし、いいプレーができたところもいっぱいあった」としつつも、「そのなかにも反省点があるので、そこを考えていかなければいけないのがプロなのかなと思います」と気を引き締めた。
総距離は長くないがアップダウンがあり、吉田の言葉を借りれば「トリッキー」な和白で持ち味が生きた。「長いホールと短いホールのメリハリがある。ウェッジで狙えるホールもあれば、長いホールでグリーンに乗せるのが精いっぱいというところもある。特に砲台グリーンが多い。このコースはティショットをフェアウェイに置いても、グリーンを狙えないときもある」と考えることは多い。
そこで吉田が押さえたポイントは2つ。『フェアウェイに置くこと』と『左へのミスを極力なくすこと』だ。
「砲台グリーンが多いので、2打目の距離感をつかみづらいことが多い。なので、たとえ距離を落としてでもフェアウェイに置いていくことが大事。フェアウェイからであれば打ちたい球を明確にイメージできる。また、ドローで狙っていきたくても右に障害物があって狙えないところもある。そういうときもクラブを落としたり、左に行かないような打ち方で攻めていく。左への大きなミスをしないこともポイントだと思います」
吉田のマネジメントは基本中の基本。「ピンポジションからパッティングを打ちたいところを考えて、そのためには2打目をどこから打ちたいか考えます」という逆算的なやりかただ。昔は練習ラウンドからかなりの量をメモに書き込んでいたが、今は「もっとシンプルに重要なところだけ情報を濃くしています」という。
ここまでマネジメントにこだわるようになったのは、アマチュア時代に選出されていたナショナルチーム(日本代表)のヘッドコーチであるガレス・ジョーンズ氏の教えが大きい。
「ナショナルチームに入りたてのころは、なかなか言われていることを取り入れられませんでした。きっかけはオーストラリア女子オープンに出場したとき。その日、朝から調子が悪くてショットについて色々悩んでいたのですが、“スタートからスコアを作ることだけを考えなさい、きょうの調子のなかで最高のプレーをしなさい”と言われてハッとしました。そこから朝のルーティンもかえて、マネジメントも今まで以上に意識するようになりました」
2015年からヘッドコーチを務めるジョーンズ氏の教えを受けた選手は多い。女子の同級生では先週プラチナ世代で初めて国内メジャーを制した西村優菜、アマチュアでツアー優勝を果たし今季3勝を挙げている古江彩佳。
男子に目を移しても同じくアマチュア優勝を成し遂げ、すでに今季2勝を挙げ賞金ランキング1位に立つ金谷拓実や、プロのトーナメントで優勝争いを繰り広げる中島啓太と若くして活躍する選手ばかり。そしてみな、ベテラン顔負けの徹底したマネジメントを行い、それが強さにつながっているのは言うまでもない。
今回の好発進で吉田もその面々に続くチャンスがめぐってきた。「あと2日あるので明日は明日で頑張りたい。毎日60台で回ることができれば結果はついてくると思います」。先週の西村と同じ“毎日60台”のマネジメントで、初タイトルを狙いに行く。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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