<ほけんの窓口レディース 2日目◇15日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) ◇6335ヤード、パー72>
強い雨の影響で翌日に順延となった大会第2ラウンドは36ホールの短縮競技へ。上位陣のほとんどがスタートしたばかりで水入りとなってしまった2日目だったが、その中でも好スタートを切ったのは原英莉花。3連続バーディで飛び出し、4番パー5の3打目を前に中断し、持ち越しとなった。
「出だしからバーディが獲れていいリズムで3ホールを終えたのですが、一緒に回っている高木優奈とは仲がいいので、楽しい雰囲気でプレーできました」と雨の影響を感じさせない見事なバーディラッシュだった。
前週は思うようなゴルフができずに、日曜日に師匠のジャンボこと尾崎将司を訪問。気になっていたカット軌道のスイングについて相談した。「ジャンボさんが昔やっていたという練習方法を教えてもらいました」とアドバイスをもらったばかり。これを生かし、さっそく結果につなげている。
初日を終えて首位と3打差だったが、これで一時的ではあるがトータル6アンダーの首位タイに浮上。最終日は15ホールを残す。「勝負所を見誤らないようにしたいです。自滅だけはしたくない」。ほかの上位勢の動向も見ながら、昨年10月の「日本女子オープン」優勝以来の福岡2勝目を狙う。
中断してから翌日への順延が決まるまで約2時間半とあって、「ちょっと待ち疲れたので、ゆっくりしてから練習したいと思います」と話しコースを後にした。待ち時間で固まった体をほぐし、今季3勝目の準備にとりかかる。
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