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『60』で10アンダーの大槻智春 「入らなくても自分のせいじゃない」作戦が成功

<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 初日◇20日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6531ヤード・パー70)>
“日本初”となるプロアマ形式のトーナメント初日がすごいことになっている。大槻智春とショーン・ノリス(南アフリカ)の2人が驚異の「60」をマークして首位発進。しかもどちらもボギーなし。一日で10個伸ばすロケットスタートを決めた。
2人はともにコーライグリーンで距離の短い西コースをラウンド。大槻が「すごくショットが良くて、西コースはグリーンが小さいので、乗せてしまえばバーディチャンスにつくホールが多い。2、3メートルのバーディパットがほとんどでした」というと、ノリスは「8バーディ・1イーグル。きょうはすべてが良かった。よく当たってくれた」と振り返る。
ビッグスコアの背景にはコーライグリーンがある。トーナメントではほとんどベントグリーンで、暑さに強く芝目の強いコーライグリーンは、8月の「Sansan KBCオーガスタ」が行われる福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部くらいしかない。傾斜だけでなく、芝目にスピードと曲がり幅が左右されるコーライグリーンを苦手にしているプロも多い。
ノリスは、「(故郷の)南アフリカのゴルフ場では良く似ているグリーンがあるので、それは気にならなかった」と語る。一方、大槻の考え方が面白い。「コーライは嫌いではない」と前置きしつつ、「この言い方が合っているのかわからないですけど、入らなくても『自分のせいではない、アンラッキーだった』と考えられる」と話している。
芝目がなく、素直に傾斜通りに切れるグリーンで入らなければ、読みやストロークが悪かった、とあれこれ考えることになるが、コーライグリーンでは「あまり気にせず、フラットな気持ちで毎ホール上がっていた」と開き直れたのだ。
実際、大槻は「毎週、毎週、ずっとショットの調子が良かったんですけど、パターが全然入らなくて、なかなか思うようにスコアが作れていなかった。きょうは入れたいところはけっこう入ってくれた」と“自分は悪くない”作戦が成功した。
もう1つ印象的だったのは、最終ホールをチップインバーディで締めて、2桁アンダーに乗せたのに、あまり大槻のテンションが高くなかったこと。ツアーで10アンダーが記録されたのは、パー72で行われた19年の「マイナビABCチャンピオンシップ」第3ラウンドで小平智がマークした「62」以来2年ぶり。「60」が記録されたのは、同じくパー72で行われた18年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」第3ラウンドで香妻陣一朗がたたき出して以来、3年ぶりのことだ。
大槻自身にとってもツアーでの18ホールの最少ストローク「64」を大幅に更新したことになる。ノリスもまた、自身の最少ストローク「61」を1打更新した。ツアー史上最多アンダーは、14年に「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」でI・H・ホ(韓国)がマークした「-28」だが、その大記録更新も期待できるロケットスタートだ。
「最後はティショットが荒れてしまったのが残念だった」と、ビッグスコアを出しながら淡々と語った大槻だったが、そうでなければ、いったいどんなスコアが出たのだろうか。大槻のゴルフを同組で脳裏に焼き付けたアマチュアは、帰り道にきっと興奮気味で10アンダーの話をしていることだろう。(文・下村耕平)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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