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「我々の認識が甘かった」大会主催者が謝罪 大西魁斗は隔離期間足りず、大会に出られないはずだった

<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 最終日◇23日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)>
3日目にトータル15アンダーまでスコアを伸ばして、4位タイにつけていた大西魁斗が、最終日当日の朝に「一身上の都合のため」突然の棄権。これに関して、日本ゴルフツアー機構(JGTO)ツアーディレクター小山俊一氏と、株式会社ゴルフパートナー執行役員で、大会実行委員長も務める川崎康史氏が会見を行った。
大西は5月7日にプロ転向しているが、昨年のファーストQTで敗退しているため、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアーメンバーではない。今大会には主催者推薦で出場していた。
ことの発端は、電話による外国人選手からの問い合わせだった。大西の活躍を報道で知り、「大西選手の14日間の隔離期間はどうなっているのか? 隔離期間が免除できる方法があるなら日本の試合に出たい」との質問に対し、「14日間の隔離は必ず必要です。免除は認められません」とJGTOは回答した。
念のため、大西本人に拠点とする米国からの入国日を確認したところ、5月5日であったことから、JGTOが規定している、『JGTOトーナメント出場の指定練習日初日から起算して14日以内にある場合、原則として当該JGTOトーナメントへ出場できない』を満たしていないことが発覚した。今大会の指定練習日初日は17日の月曜日。つまり、5月2日に入国していないと大会には出場できないはずだったのだ。
本来なら、各トーナメントに出場するために提出が必須の問診票に、『1カ月以内の渡航歴』があるかないかのチェック項目があるが、大西はこれにチェックがなかった。小山氏は「7日間の体温記録はありましたが、渡航履歴は記入していなかった。外国人なら記入漏れを確認しますが、日本人だったので取り立てて疑問に思わなかった。それは反省点です」とJGTOの小山氏は説明する。
また、大会主催者のゴルフパートナーとJGTOの隔離期間の認識にも相違があった。「我々は大会当日に隔離期間が明ければ出場できると思っていた。ところがJGTOの規定では、指定練習日初日だった。本人が『大丈夫ですか』と確認してきたときに、間違って伝えてしまい、未来のある優秀な大西選手に対して多大なご迷惑をおかけしたと思っています。大西選手に非はなく、我々の認識が甘かった。謝罪の言葉がないくらい大西選手には話をさせていただきました。みなさんにもあれだけ取り上げていただいたのに、本当に申し訳ありませんでした」と川崎氏は謝罪の言葉を述べた。
つまり、5月5日に入国した大西の14日間の隔離期間が明けるのは、大会初日の19日水曜日。ぶっつけ本番で試合に臨むことも、JGTOの『指定練習日初日』の規定によりもともと不可能なのだ。
これを受けて、大西はJGTOに棄権を申し出た。これは「私の判断では棄権届を受理できない。これから棄権を受理するのか、失格などの裁定が下るのかはまだわかりません。ただ話を聞いて彼自身に非はないので、失格にはならないと思う。彼は入国時のPCR検査も、コースに入ったときの抗原検査も陰性ですので、他の選手に影響を与えることを起こしたとは考えていません」と小山氏は話す。
大西は今大会でツアー初のプロデビュー戦Vがかかっていたが、1球でもボールを打っていれば、棄権しても出場数にはカウントされる。失格になれば出場数はノーカウント。このまま棄権が受理されれば、大西魁斗のプロデビュー戦Vは本当に幻となる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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