<中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日◇23日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6486ヤード・パー72>
ブリヂストンスポーツが主催社の一つに名を連ねる大会で、同社とクラブやボールなどの契約を結ぶ選手が奮闘。1〜3位をホステスプロが“独占”する結果になった。
優勝したのは、前日ツアー記録を更新する1ラウンド13個のバーディを奪い、「61」をマークした稲見萌寧。決勝ラウンドも4バーディでボギーなしと安定のゴルフを続け、トータル15アンダーで今季6勝目をつかんだ。2位とは6打差。影も踏ませぬ圧勝劇で、ホステスVを達成した。
「貢献できてうれしい。いつも手厚いサポートをしてくれて感謝してます。これからも貢献したいですね」と優勝後のインタビューではその思いも述べた。普段ボールと用品でお世話になっている人々にとって、“最大の恩返し”になったに違いない。
9アンダーの2位に続いたのは、クラブ契約を結ぶ大里桃子。先週の「ほけんの窓口レディース」で3年ぶりとなる優勝を挙げ、今週は2週連続優勝がかかる試合になった。「ショットがすごく安定しているので自信をもって打てています。特にアイアンがよかった」という22歳のここ4試合の成績は、2位、2位タイ、優勝、2位とまさに驚異的。次の優勝については「できたらうれしいですけど、時の運に任せます」と笑ったが、すぐにそのチャンスが訪れそうだ。
そして8アンダーの3位に続いたのが、今季3勝の古江彩佳だ。ホステス大会は、「普段と違う気持ちになる」と意気込んできたが、それを結果に表した。最終日は「67」をマークし、トップ3まで浮上。「ショットはよかったと思います。昨日はパターで苦しみましたけど、きょうは打ち切ることができてよかったです」と、そのプレーにも満足いく様子だった。
このほか、8位に渡邉彩香、9位タイには三ヶ島かな、但馬友とトップ10でも『B』のロゴマークが躍った。今回の稲見の優勝で今季“チームB”は13勝目。まだまだその活躍が続いていきそうだ。
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