<全米女子オープン 最終日◇6日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>
「全米女子オープン」で日本勢の女子として3人目となる海外メジャー制覇を成し遂げた笹生優花に、一人目のメジャー覇者で日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の顧問を務める樋口久子、同協会会長の小林浩美から祝福のメッセージが寄せられた。
1977年に「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口は今回の優勝に「笹生さん、優勝おめでとうございます。日頃、日本ツアーで活躍されている笹生選手が、メジャー大会である全米女子オープンで勝ってくれたことは、感激の一言です」と祝福。
さらにその年齢にも触れた。「19歳351日での達成も驚きを隠せません。この新しいスター誕生は、日本の選手にも、さらには日本のゴルフ界にとっても、大きな刺激になることでしょう。今後も日本はもとより、世界での活躍を大いに期待しております」と今後のさらなる活躍を期待した。
小林も「全米女子オープン、優勝おめでとうございます。本当にすばらしい。心が震えました!この上ない賛辞をお祝の言葉としてお送りさせていただきます」とコメント。
さらに同じくツアーメンバーでプレーオフを戦った畑岡奈紗にも賛辞を贈る。「笹生プロのプレーはもちろん精神力には敬服致します。笹生さんと畑岡さん2人での優勝争いの日がくるとは、本当に感激の極みです。畑岡プロもきっとメジャー優勝を掴む日は近いに違いありません。日本のみならず世界の女子ゴルフ選手はこの大会を勝つ事が悲願です。また、メジャー優勝者がJLPGAツアーからここ3年で2人も輩出された事は感激の極みです。本人の努力は一番です」と激闘を演じた2人に惜しみない拍手を送った。
最後に会長として「そして、同時にJLPGAトーナメントをご支援してくださっているたくさんのスポンサーの皆様、ファンの皆様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。今後ますます、たくさんの日本選手がメジャー優勝を重ねていく事を強く願っています」と締めた。
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