<ニチレイレディス 最終日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6550ヤード・パー72>
2021年国内女子ツアー第16戦の最終ラウンドは、大会通算3勝の申ジエ(ともに韓国)、10年大会覇者の全美貞(ともに韓国)がトータル10アンダー・首位に並びプレーオフ(18番パー5)に突入。ベテランによる一騎打ちは、ジエに軍配が上がった。
ジエはこれで今季3勝目、ツアー通算27勝目に加えて、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、不動裕理、福嶋晃子らに続く同一大会4勝目を達成した。敗れた美貞は4年ぶりの通算26勝目がかかっていたが、目前で涙を飲んだ。
トータル9アンダー・3位にサイ・ペイイン(台湾)。トータル8アンダー・4位に仲宗根澄香が入った。
今週15日に結婚を発表した上田桃子はトータル6アンダー・10位タイ。河本結がトータル4アンダー・24位タイ、原英莉花はトータル3アンダー・29位タイだった。
東京五輪代表の座を争う稲見萌寧と古江彩佳は、それぞれトータル1アンダー・41位タイ、トータルイーブンパー・48位タイとして、今週はともに代表選出の可能性を残した。畑岡奈紗はすでに確定しているため、稲見、古江に加えて来週に「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場する渋野日向子の結果で残り1枠の代表選手が決まる。
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