22日から4日間をかけて行われたJLPGA最終プロテストで、新たな女子プロゴルファーが誕生した。第1次予選から全参加者約600人のうち合格をつかんだのは、最終テストで20位タイまでに入ったわずか22人。この狭き門をくぐり抜けた全選手の喜びの声をお届け! 今回は11位タイの5人と、16位タイの1人をピックアップ。
■薮田梨花(トータル6アンダー・11位タイ)
「3回目でしたが、今回は前の週にベストスコアを更新するなどすごく自信がありました。いつものプレーをすれば絶対大丈夫と信じていましたが、合格できてよかったです。まずはレギュラーツアーに出られるようにQTを頑張って、ツアー優勝を目指していきたい」
■平井亜実(トータル6アンダー・11位タイ)
「ホールアウトした時は実感はありませんでしたが、知り合いが『おめでとう』って言ってくれて湧いてきました。今回が5回目のテストで、(今年9月に)25歳にもなるので、両親と先生に“お待たせしました!”って言いたいです。すごく長くて、本当に受かるのかなと思った年もありました。もう若くないし、勝つか負けるかどっちかでいい。優勝するか予選落ちか、そういう勝負ができる選手になりたいです」
■浜崎未来(トータル6アンダー・11位タイ)
「合格を目標にしてきたので、うれしいの一言です。プロを目指した時から、両親がサポートしてくれた。ずっと応援してくれた人たちに報告したいです。プロとして、たくさんの人に応援してもらって長くツアーで戦えるようにレベルアップしたい。憧れは宮里藍さん。たくさんの人に愛される選手になりたいです」
■阿部未悠(トータル6アンダー・11位タイ)
「2回目で、もう落ちることができないと思ってやりました。最後にバーディを獲って合格できたことはうれしいです。レギュラーツアーで戦うのはもちろん、ゆくゆくは米国に行って世界で戦えるような選手になりたい。そこを目指して頑張ります。(コーチが同じ上田)桃子さん、(小祝)さくらさんのような強い選手になりたいです」
■植手桃子(トータル6アンダー・11位タイ)
「ホッとしています。普通にプレーすれば大丈夫と言い聞かせて、今までのような焦りはなかったです。今年はこれまでのテストより準備もしっかりできたので、自信をもって挑めました。私は合格するまで時間がかかった(プロテスト5度目)。ここからトントン拍子で試合に出て、いい流れでいけたら。長く活躍できる選手になりたい」
■フォン・スーミン(トータル5アンダー・16位タイ)
「感動してます。やっとテストに合格できました。両親に、『お父さん、お母さん合格できました。日本で自分の力で大きな仕事を達成しました』と報告したいです。たくさん試合に出て優勝したいと思います」
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