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「この試合は結果を求めたい」 渋野日向子が新規大会で成績にこだわる理由

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2週前の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」で約4カ月ぶりに日本ツアーに復帰、今大会が復帰後3試合目となる渋野日向子。次戦は「AIG女子オープン」（全英女子オープン）となるため、これで日本は一区切り。そんな試合を前に「3試合のなかでは一番結果を求めたい」と強い口調で話した。
21年初戦の「ダイキンオーキッドレディス」からの4試合、そして先週までの2試合は結果を求めつつも、やるべき課題、特に今年から取り組んでいるスイング改造に重点を置いていた渋野。直近の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」は予選落ち、大東建託・いい部屋ネットレディス」では33位タイに終わった。なぜ今大会では結果を求めるのか。
「地元（岡山県岡山市）から近いということで、小さいときから応援していただいて観に来てくださる方もいます。全英前の最後の試合ですし、日本に帰ってきて3試合目でもあるので、この3試合の中ではここの試合が一番頑張る場所ではないのかなと思っている」
人数制限はあるものの有観客。そして地元から近い。そんな場所で活躍する姿、結果を出す姿をファンに見せたい。その思いから出た言葉だった。
調子自体も「徐々に慣れてきているというか、悪くはないと思っている」と言えるようになった。さらに、「（金メダルを獲った）ソフトボールの皆さんの影響かは分からないけど、気持ち的にも上がっていて、いい感じだなと思っています」とメンタル面も上向き。三度目の正直、そして渡英前の手土産へ。初日から数字を追い求めていく。（文・秋田義和）
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