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マキロイが“フロリダ以上”なJAPANの暑さを警戒　でもキャップをかぶらずプレー、その理由は…

＜東京五輪ゴルフ競技（男子） 初日◇29日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部（埼玉県）◇7447ヤード・パー71＞
開幕前日の28日（水）に会場入りし、わずか1日の練習ラウンドのみで本番に入ったローリー・マキロイ。アイルランド代表として戦う五輪の初日は、2アンダー・20位タイで終えた。
ラウンド後は疲れた表情を見せず、取材エリアで何台ものテレビカメラ、そして多くの記者の前で話したマキロイ。やはり、日本でもその注目度は高い。プレーについては「まあまあ。ベストではないが悪くはない。今出せるベストでプレーするのがゴルフだからね」と、急ピッチの調整ながら最低限のスコアメイクをしたという印象だ。
前回の2016年リオ五輪は、ジカ熱を懸念し辞退。これが初の五輪出場となる。ゴルフをプレーするという点では「何も違いはない」と話すが、「ほかの競技の選手も来て、会うことができるのはクールだね」とその雰囲気を楽しんでいる。
海外選手への影響として考えられるものの一つに、日本特有の蒸し暑さがある。特に調整日数が少ないなかで体を慣らすのは、至難のわざ。そしてやはり世界トップ選手のマキロイといえど「直前まで（自宅のある）フロリダにいたから、慣れていると思ったけど、やっぱり暑いね。とにかく湿気がすごい。たくさん水を飲んでプレーしないと」と、ここには手を焼きそうだ。
とはいうものの、初日にはキャップをかぶらずに18ホールをプレーした。それには、こんな理由がある。「頭が小さいんだ（笑）。普段かぶるキャップは特別に小さく作ってもらっているんだけど、それが今回は準備できなくて。市販のものだと大きい」。ライダーカップなどユニフォームで戦う試合では、これが理由となりキャップなしでプレーしたことがあることも付け加えた。照り付ける太陽を“より強く感じながら”、残り3日間もプレーすることになりそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>