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畑岡奈紗はメダル届かず　相棒不在の最終日に「4日間一緒に戦いたかった」

＜東京五輪ゴルフ競技（女子） 最終日◇7日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部（埼玉県）◇6648ヤード・パー71＞
トータル8アンダーの7位タイから、メダル圏内へ追い上げを目指した畑岡奈紗。「最低でも7つ伸ばさないと表彰台には届かないな、と思っていた」と最後の一日に臨んだが、決意とは裏腹に6番までパーが続き、7番ではボギーが先に来る苦しい流れ。バーディは3つに留まり、2.6メートルのチャンスにつけた18番も決められず、3バーディ・1ボギーの「69」でホールアウト。トータル10アンダー・9位タイで東京五輪の4日間を終えた。
五輪に照準を合わせるため、メジャーの「エビアン選手権」も欠場。「もっと調子を上げてここに合わせてきたかったけど、それが出来なかったのが本当に悔しい」と振り返る。そして、一緒に五輪を目指してきたキャディのグレッグ・ジョンストン氏が、腰痛のため最終日をリタイア。男子で星野陸也を担いだ薬丸龍一キャディに交替していた。「グレッグとは、ずっとこの東京五輪を目指してやってきたから、本当は4日間一緒に戦いたかった」と、少し寂しい締めくくりだった。
同じ日本代表の稲見萌寧がメダル圏内で18番グリーンに上がったとき、畑岡はグリーン脇で悔しさを噛みしめていた。「五輪はいざはじまると、4日間あっという間に終わってしまった感じ。日本だからできたこともあると思うけど、それを生かしてプレーできなかったのが残念」と結んだ。次戦は2週間後のメジャー「AIG女子オープン」。この悔しさを糧にビッグタイトルを狙っていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>