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史上3人目の連覇に挑む原英莉花　来年は米挑戦せず日本で

＜日本女子オープン　事前情報◇29日◇烏山城カントリークラブ（栃木県）◇6550ヤード・パー71＞
昨年大会で悲願の“日本”タイトルを手にした原英莉花。そこからさらにメジャータイトルを1つ重ねて樋口久子、畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の大会連覇に挑む。
前週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では約2カ月ぶりにトップ10入り。調子は上がってきている。「なかなかいい試合運びができていないなかで優勝争いができた。ショットが安定してきたし、状況判断もしっかりできれば、いい戦いができると期待を持ってこの試合に入れた」と上向きで烏山城CCに入ってきた。
前日のプロアマに続き、大会前日となったこの日も18ホールをみっちりラウンド。「何年も課題。全英でも先週もミスした」という200ヤード前後の対策として、今週は5番ウッドと4番ユーティリティを抜き、210ヤード用に7番ウッド、190ヤード用に4番の中空アイアンをバッグイン。クラブも万全を期した。
また、この会見では来季の日本ツアー出場を明言。「アメリカのセカンドQTにはいきません。（来季は）日本に出てという感じになると思います」と世界進出は2023年以降になると話した。
米挑戦への気持ちにもひとまず区切りをつけて戦うナショナルオープン。「（連覇に）重圧はあまり感じていない。ワクワク感と、初心に帰ってではないですが、この試合に対するあこがれや思いはあります。去年の今ごろと変わらない気持ちです。自分でも期待できるようなプレーをできたらいいな」。前回大会は無観客で寂しいなかでの優勝だっただけに、「今回はみんなの前で勝ちたいなと思います」と大声援に包まれての連覇を狙う。
<ゴルフ情報ALBA.Net>