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感謝の気持ちはウェアでも表現　キム・ハヌルが引退マッチでファンに“予告”

＜NOBUTA GROUP マスターズGC レディース　初日◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部（兵庫県） ◇6571ヤード・パー72＞
今週18日に現役引退を表明し、この大会が日本での最終戦となるキム・ハヌル（韓国）が1アンダー・31位タイで初日を終えた。「緊張した」という一日だったが、奪ったバーディは5つ。多くのギャラリーの前で4日間戦うため、2日目もさらにそのスコアを伸ばしていく。
寒さも増し、すっかり秋の装いとなった10月のコースに“緑”が映える。特別な思いを胸に初日に臨んだハヌルがウェアに選んだのは、緑色を基調にしたもの。この理由について聞かれると「大会カラーです」と明かし、トレードマークの笑顔を浮かべる。主催する延田グループは、自身のスポンサーを務める企業でもあるだけに、ホステスプロとして大会カラーを身につけラストマッチをスタートさせた。
こうして始まったプレーで「うれしかった」と振り返るのは、スタート直後の11番で沈めた6メートルのスライスラインのバーディパットだ。そこで気分をよくすると、続く12番で連続バーディ。ボギーも4つ叩いたが、きっちりアンダーでまとめあげた。
「きょうはボギーがたくさんあったので、ちゃんとパーセーブできるように練習に行ってきます」。この1週間を終えると、試合出場は11月に開催される母国での大会を残すのみだが、それでも開幕前に日本で“やり残したこと”として挙げた、このマスターズGCレディース優勝のため最後までプロの仕事を全うする。さらに「寒くなければあと3日間もミニスカートの予定です（笑）」という“予告”も。スマイルクイーンはプレーのみならず、その出で立ちでもコースを盛り上げていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>