<アジアパシフィックアマチュア選手権 初日◇3日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71>
優勝者に与えられる来年の「マスターズ」出場権。この大会に勝利したら、プロ入りを1年延期して海外メジャーに出る。そう心に決めて乗り込んだドバイで、河本力(日体大4年)が好発進。前半でひとつダブルボギーを打ったものの、「69」と2つ伸ばして初日を終えた。
首位とは2打差の好スタート。それでも、「目標が毎日60台でプレーすることなので、目標としては達成できました。詰めていけば、ダメな部分もたくさんある」と、目につくのは足りないところばかりだ。
クローズになる前の練習場にかけこんで、ラウンド後も調整。「ひとつでも変えていけるところは変えないと、最終的に1打で泣くことになるかもしれない」と気合いを入れ直し、頂点を目指す。
■阪根竜之介(2アンダー・12位タイ)
「出だしはよくなかったんですけど、そのあとはショットで粘れたかなと思います。ほとんどグリーンを外さず、4回外したうちの3回はエッジだったので。ボギーを最小限に抑えられた。一緒に回っている選手とは、『9アンダー出てもおかしくないコンディション』と話していた。上位の選手は、調子がよければ本当にそれくらい出ると思う。明日も同じように、1打1打悔いの無いようにやりたいです」
■欧陽子龍(イーブンパー・34位タイ)
「前半はよかったものの、後半は暑さに負けて崩れちゃいました。前半がよかっただけに不満といえば不満ですが、スコアボードをみたらまだトップとは4打差なので、チャンスはあると思います。しっかりパーオンして、ぼくのストロングポイントであるパッティングでバーディを量産したいです」
■杉浦悠太(イーブンパー・34位タイ)
「安全にプレーして少しずついきたかったですけど、途中スコアを落としてしまって。想像以上のミスが多く出た一日だったので、すごく良い状態でスタートできたはずなのに、何がラウンド中に変わってしまったかは確認しないといけない。スコア的にはまだチャンスはあると思いますので、少しずつ差を縮めて行ければと思います」
■森山友貴(イーブンパー・34位タイ)
「まったく、心もスコアも落ち着かない一日でした。もう少し調整して、体を休めて栄養補給をして、明日に備えたいと思います。4打は相手が2ボギー、自分が2バーディを獲れば追いつくスコアなので、普通に自分のゴルフをして追いつくか、追い越すのか、やってみるしかないですね」
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