<アジアパシフィック女子アマチュア選手権 2日目◇11日◇アブダビゴルフクラブ◇6499ヤード・パー72>
前週の「アジアアマ」では、優勝した中島啓太をはじめ、6人の日本勢が上位でフィニッシュ。今週もその流れを引き継ぐように、女子選手6人も全員予選を突破した。
2日目を終えて32位タイにつけた長野未祈は、ふだんから中島と連絡を取り合う仲で、開幕前も応援メッセージを受けていた。国内男子ツアー「パナソニックオープン」で優勝したときもしっかり活躍はチェックしていて、「ケイタの記事を見て、やっぱりすごいなと思って。全部ドライバーで打って球を打ち分けていたので、私も普段からそういう打ち分けの練習をしました」と参考にする部分も多かった。
調整中のショットは、この日は振るわずフェアウェイキープは1度のみ。それでもイーブンパーで回って予選はしっかり突破した。「最後の3ホールを、しっかり気を引き締めてプレーしたい。フェアウェイキープをすれば、伸ばせると思います」と、自信を持って決勝に進む。
■橋本美月(東北福祉大学1年、トータル8アンダー・2位タイ)
「きのうの後半から比べると、ショットはよくなってきましたけど、パットの距離感がイマイチでした。1つ目標としていた予選通過がクリアできたので、決勝ラウンドは、自分を信じて自分のゴルフをしたいです」
■稲垣那奈子(早稲田大学3年、トータル4アンダー・14位タイ)
「前半からショットが狂ってしまって、いろいろ試したけどよくならなくて、苦しかったです。力んでいるから(ショットが)左にいっているとは思いますけど、直らなかったのでこのあと練習場で調整します。明日は、4つぐらい潜ったらいいのかなと思います」
■手塚彩馨(佐久長聖高1年、トータル1アンダー・26位タイ)
「最後のバーディは、気合いでいれました。7番から9番は全部バーディを獲ってやろうと思っていたのですが。ショットはきのうより良くなっていると思いますが、パターが全然届かなかったです。明日は4アンダーくらい出せば、いいところに行きますね。頑張ります」
■木内真衣(東北福祉大3年、トータル1オーバー・37位タイ)
「今日はすごくラッキーなこともあって、終盤は崩してしまいましたけど、このスコアが自分の実力かなと思います。今日は攻めることができたのですが、それで外してしまったときにポンポンとボギーが出てしまいました。攻めた結果でもありますし、ミスも重なってしまいました。上がスコアを伸ばしているので、明日から伸ばしていきたいと思います」
■上田澪空(共立女子第二高1年、トータル1オーバー・37位タイ)
「今日は前半がうまくいきすぎたので。予選を通れたのは嬉しいです。彩馨と同じ組になりたかったです。ちょっと、(日本勢の)足を引っ張りそうになっちゃいました。危ない。今日前半ボギーしすぎちゃって、あしたは前半セーブして、後半はきょうの前半みたいなプレーをしたいと思います」
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