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焦りは禁物 木下裕太が賞金シード獲得へ「普通にやってきます」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日日◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
国内男子ツアーもこの試合を含めて残り4戦。賞金王争いも気になる時期だが、最終戦の前に決まる賞金シード争いは一足先に佳境を迎えている。賞金ランキング63位の木下裕太は、この日「66」で回り首位と3打差の4位タイ。この試合で賞金シードを決める構えだ。
2018年の「マイナビABC選手権」でツアー初優勝を遂げた木下は、「クラブを替えたり、球を曲げてコントロールする練習をしたり、いろいろやり過ぎました」と19年は振るわず、賞金ランキング87位。優勝の複数年シードで出場する今季は、「日本プロゴルフ選手権」の9位タイが最高でトップ10入りはその1回のみ。ここまでの獲得賞金1101万円あまり。賞金シードが付与される賞金ランキング65位のボーダーラインは1300万円前後が予想される。少なくとも200万円以上は上積みが必要だ。
クラブ選びに迷って不調に陥っていたが、先月の「ブリヂストンオープン」あたりから、優勝当時のアイアンとパターに戻して感触はよくなってきた。しかし、「賞金シード」の文字が頭によぎる秋以降、早くシードを決めたい思いから、「焦ってゴルフが乱暴になっていた。焦ったところでダメになるのは分かっているんですけど、焦っちゃう」。1試合でもトップ10に入ればシードを確定できる。予選ラウンドをいい位置で通過しても、その思いが強く出る決勝ラウンドでリズムを崩していたという。
「今週も焦ってはいたんですけど、『ダメならダメでQTか』って感じで腹をくくれました」。開き直った今大会、原点回帰で戻したアイアンショットが絶好調だ。大会3日間のパーオン率は1位。「難しいコースなので、バーディを取るというより、淡々とパーを取りにいっていた」と安定してスコアをまとめた。賞金シードどころか2勝目を狙える位置で最終日を迎えるが、「前半とりあえずやってみて、いい順位にいたら後半から狙ってみようかな。普通にやってきます」。
賞金シードは、ツアープロにとって一流の証し。職場の確保という意味でも、一度手にしたら手放したくないモノだ。重圧のかかるシード権争いは毎年様々なドラマを生んでいるが、木下はこの御殿場で重荷を下ろすことができるか。(文・小高拓)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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