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誰もが憧れるローリー・マキロイのスイング　小さな気づきで大会V3射程圏内へ

＜Slync.io ドバイデザートクラシック　2日目◇28日◇エミレーツGC（アラブ首長国連邦）◇7428ヤード・パー72＞
ローリー・マキロイ（北アイルランド）が大会2日目を1イーグル・4バーディの「66」にまとめ、トータル7アンダーの5位タイに浮上。欧州ツアー初優勝を決めた2009年、そして15年に次ぐ大会3勝目を視界に捉えた。
1番をバーディとし好発進。ピンまで351ヤードの2番パー4ではドライバーで1オンに成功。3パットのパーとしたが、4番でもバーディ。2つ伸ばしハーフターンすると、10番でもバーディを奪取し、13番パー5ではグリーン手前からチップインイーグル。最終ホールでもバーディを奪い、一気に優勝争いに名乗りを挙げた。
追い上げに成功したマキロイだが、「もっといいスコアが出てもおかしくなかった。ショットの調子を考えればもっといけたはず」と振り返り、2番の取りこぼしも含め、反省点を残していると明かした。
「午後スタートだとグリーンが荒れている。でも速そうに見えるし…」とグリーン上ではベストなパフォーマンスを発揮することはできなかったが、初日終了後のショット練習で気づきがあった。
「スイング中にクラブを体の正面に保とうとすればするほど、ダウンスイングでクラブが遅れて下りてくる。ずっとそれに悩まされていたけど、ただプレーンに乗せることだけを考えた」と軌道だけを考えた結果、「手を使わずに体のローテーションで打てるようになった」とマキロイほどのスインガーでも、簡単な気づきですぐに改善ができたという。
欧米両ツアーに参戦して久しいマキロイだが、昨年5月には2年ぶりとなるツアー勝利を米国男子ツアーで挙げ、10月の「CJカップ」でも勝利。欧州ツアーの最終戦「DPワールドツアー選手権」でも優勝争いを演じたことで、「勢いがある状態でここに入れいている実感はある」と、結果も伴い表情は明るい。
「いいプレーができたと思っても気持ち悪いときがあったり、不調だと思ってもなぜかよかったりというのがゴルフ。毎日ベストのスコアを出せるようにやるだけ」。ドバイではこれまで通算4勝。5勝目に向け、決勝ラウンドでもベストの結果を求める。
<ゴルフ情報ALBA.Net>