2月7日〜13日までの一週間の売り上げ本数(マークダウン品は除く)は、ウッド部門はすべて『ステルスシリーズ』が1位だったが、アイアンでは1位が『ゼクシオ 12』、2位が『ミズノプロ 225』、そして3位が『ゼクシオ レディス』という結果になった。『ステルス アイアン』の発売が4月上旬ということもあるが、国内メーカーがトップ3を独占したことについて、ヴィクトリアゴルフトーキョージャンボゴルフセンターの佐々木隆宜店長に話を聞いた。
「『ゼクシオシリーズ』でいえば、昨年12月に発売されたドライバーを購入した人が、年明け以降にアイアンを買うケースが多いです。ドライバーをラウンドで使ってみて良かったので、アイアンもそれに合わせようというゴルファー心理だと思います。特に女性ゴルファーはドライバーとアイアンを『ゼクシオ レディス』で揃える人が多いです」
―2位の『ミズノプロ 225』については?
「当店では取り扱いがない商品なのですが、今はアイアン形状としてこのカテゴリーの人気が高いです。「ツアーモデルみたいにカッコイイけどやさしい」というのは最近では人気アイアンのキーワードになっています。例えば他のメーカーでもテーラーメイドの『P・7MC』やブリヂストンの『201CB』は入荷すれば即売れる状況です」
―テーラーメイドはウッドに比べると、アイアンは人気がない?
「5年くらい前まではその傾向がありましたが、最近はアイアンもテーラーメイドの人気がすごく高いです。昨年の『SIM2』も大人気でしたし、『Pシリーズ』もロングセラーになっています。おそらく4月に『ステルス アイアン』が出たら、アイアンでも一番人気になると思います」
国内メーカーが健闘しているアイアン部門だが、春先以降はステルス旋風が巻き起こる可能性は高そうだ。
■アイアン売り上げランキングトップ3
1位 ダンロップ ゼクシオ12 アイアン
2位 ミズノ ミズノプロ 225アイアン
3位 ダンロップ ゼクシオ レディス アイアン
※データ提供/矢野経済研究所
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