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新たなる“道産子プレーヤー”が本格参戦へ　プロ転向後いきなり優勝争いも経験【注目ルーキー報告書】

3月3日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける今季の国内女子ツアーで、今年もフレッシュなルーキーたちが本格的にプロゴルファーとしての第一歩を踏み出す。そこで昨年末に行われたQTで上位になり、レギュラーツアーを主戦場に戦う選手を紹介。今回は阿部未悠（QTランク23位）。
新たな“道産子プレーヤー”が、開幕戦をレギュラーツアーで迎える。2000年度生まれで、古江彩佳、西村優菜と同じプラチナ世代の一人。初受験となった19年の最終プロテストは、50位タイで涙を飲んだが、昨年6月に2度目の挑戦で合格した。
プロ1年目となった21年にはレギュラーツアー2試合に出場し、地元・北海道で行われた「ニトリレディス」で27位タイという成績を残した。さらに4試合に出場した下部のステップ・アップ・ツアーでは2試合でトップ5入り。3位で終えた9月の「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」では、初日に単独トップにも立っている。年末のQT最終ステージでは初日「75」と出遅れながらも、その後踏ん張り、23位でフィニッシュ。無事、今季前半戦のレギュラーツアー出場のメドを立てた。
目標とする選手の一人は、同郷の先輩・小祝さくら。平均飛距離230ヤードで正確なドライバーと、「得意」というパターを武器に戦っていく。趣味は読書で、クラシックバレエの経験ももつ。プロテスト合格後、「レギュラーツアーで活躍できる選手になれるよう頑張ります」と示した決意を、ルーキーイヤーから現実のものにする。
■阿部 未悠（あべ・みゆう）
出身地：北海道恵庭市
生年月日：2000年9月27日、21歳
出身校：第一学院高
身長：155センチ
血液型：O型
ゴルフ歴：9歳〜
最終プロテスト受験回数：2回
1W平均飛距離：230ヤード
目標とするプロゴルファー：上田桃子、小祝さくら
アマチュア時代の主な戦歴：20年日本女子オープン40位T

<ゴルフ情報ALBA.Net>