<ホンダLPGAタイランド 最終日◇13日◇サイアムCCパタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>
大逆転を目指し首位と6打差の11位タイから最終日をスタートした渋野日向子だったが、1イーグル・4バーディ・1ボギーの「67」とスコアを4つ伸ばすも優勝には届かず。トータル20アンダーの8位タイでホールアウト。トップ10入りを確実なものとした。
前日に続きこの日も出だしの1番パー5でバーディを獲れずにスタートした渋野は、3番でボギーが先に来る嫌な展開。それでも、ここまで3日間バーディとしていた7番で最初のバーディを奪うと、8番でも奪って連続バーディ。1つ伸ばして折り返す。
後半もバーディパットが一筋違う展開が続いたが、14番の2打目をピンに絡めてバーディとすると、距離の短いパー4の15番ではティショットをグリーン近くまで運ぶとアプローチを直接沈めてチップインイーグルを奪取。自分も驚くショットで2打縮めると、約2時間30分の中断を挟んだ後も集中を切らさず。最終ホールをバーディで締めて、20アンダーの大台に乗せた。
ホールアウト後に大会を放送するWOWOWのインタビューに応じ、「前半思うようなゴルフができなくて悔しい場面が多かったが7番でバーディ獲れて流れが変わりました。結局1ボギーで済んだのは良かった」とコメント。「一週間でボギー3つで済んだのは良かったですね」と4日間を振り返った。
米ツアーでのトップ10入りは2020年の「全米女子オープン」以来2年ぶり。次は今季初めてのアメリカ本土での戦いとなる。「先週はなかなかいいゴルフができず残念だったので、今週こそはと思っていましたた。いいスコアで終われたことは自信になりますし、また切り替えて再来週から頑張りたい」と意気込みを語った。
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