<シェブロン選手権 2日目◇1日◇ミッションヒルズCCダイナ・ショアトーナメントC(カリフォルニア州)◇6884ヤード・パー72>
大会2日目は朝のスタート。1番から出た渋野日向子は穏やかなコンディションのなかで7バーディ・1ボギーの「66」。スコアを6つ伸ばし、トータル9アンダーで暫定ながら単独首位で第2ラウンドを終えた。
1番のスタートから魅せた。パー4の2打目をピンの根元に落としバーディでスタートすると、前日はイーグルを奪った2番でもバーディ。その後も5番、6番で連続バーディ。8番ボギーのあとの9番でもバーディを奪い、折り返した。
「スタートからお先のバーディで流れもよかったし、パー5で獲れたのがよかった。5番も昨日ボギーしてしまったので、なんとか乗せてと思って。6番もいいチャンスがきめられてよかった」
後半は難度の高いホールが続くなか、10番でもベタピンバーディ。13番ではグリーン奥からチップインバーディ。その後も危なげないゴルフで18ホールを駆け抜けた。
「ウェッジで『お先に』が2回あったし、ピンを狙えないところでは割り切れた。パーパットがプレッシャーなく打てたのはよかったです」とショットが安定。難しいピン位置でも安全策をとりながら、チャンスをものにした。
初日に続く好ラウンドに終始笑顔を見せた渋野。一昨年は51位タイ、昨年は予選落ちという悔しい結果に終わったが、リベンジを果たすチャンスを自ら創り出した。
「去年のリベンジはできたので、明日からまた切り替えて、次の目標に向かって頑張りたい」。海外メジャー2勝目に向けて、週末へと向かう。
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