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バーディ締めで滑り込み　笹生優花は「きのうよりいいゴルフができた」

＜シェブロン選手権　2日目◇1日◇ミッションヒルズCCダイナ・ショアトーナメントC（カリフォルニア州）◇6884ヤード・パー72＞
初日を終えて90位タイと2つ目のメジャータイトルへ大きく出遅れるかたちとなった笹生優花。それでも2日目に1イーグル・2バーディ・2ボギーの「70」と2つ伸ばして、トータル1オーバーの67位タイで決勝進出を決めた。
アウトから出た笹生は、2番で残り230ヤードからハイブリッドで50センチにつけてイーグルを奪取。9番でもスコアを伸ばしたが、折り返しての12番、14番とボギーを叩いてしまう。
カットラインに1打足りない状況で迎えた18番。ティショットをバンカーに入れてしまったが、「そこまで難しくない。乗ればバーディパットは打てると思った」とすぐさま切り替えると、その3打目を3メートルにピタリ。「勘で打ちました（笑）」とこれを沈めて、予選通過を手繰り寄せた。
「きのうよりいいゴルフができてよかった」と笹生。初日にうまくいかなかったマネジメントだが、「きょうは失敗してもいいポジションにあった。元々ショットはそんなに悪くなかった。それをどこまでスコアにつなげるか。きょうはある程度できた」と要因を話した。
「予選通過できたのはうれしい。あしたもいいゴルフができればいい」。劇的な一日にも、いつもと変わらない受け答え。泰然自若でムービングデーへと向かっていく。（文・秋田義和）

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