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「やけ食いで切り替え」、「できればメジャーも3日で（笑）」　渋野日向子は“11打”巻き返しシブコ節連発

＜シェブロン選手権 最終日◇3日◇ミッションヒルズCC ダイナ・ショア トーナメントC（米カリフォルニア州）◇6884ヤード・パー72＞
首位から出た3日目に「77」とスコアを大きく落として21位タイまで後退した渋野日向子だったが、最終日に魅せた。2度の3連続を含む7バーディを奪ってボギーは1つ。「66」で回り、「11打縮めましたね」と笑顔たっぷりのホールアウトとなった。
トップ5圏内のフィニッシュに舌のほうも絶好調。前日からの切り替えについて聞かれると、「時間かかりましたよ〜、やけ食いしましたもん（笑）」と前日に牛タン20枚にごはん大盛りを食べていたと明かす。
さらに3日目に崩しても最終日に巻き返したことについては、「いつも下がって終わっていますもんね（笑）。先週も去年のメジャーもそうだけど、4日間あったら何かしら1日やらかす（笑）。できればメジャーも3日で終えたい（笑）。4日やっていいのだけ選ぶ。そんなん無理ですけど」と自虐を交えて豪快に笑い飛ばした。
ただ、その“やらかし”が最終日につながったのも間違いない。「悪い日があっても、もう一日あった。早めにワリーのが、膿が出た。開き直ってやったのがよかったのかな」。前週は“やらかし”が最終日だった。「先週『80』打って、初日に切り替えてアンダーを出せたのも成長できていると思います」と華麗なフィニッシュにうなずいた。（文・秋田義和）
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