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完璧じゃなくてもいい 石川遼は“ザックリタッチ”で5カ月ぶりの決勝ラウンドへ

<関西オープン 2日目◇15日◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180ヤード・パー71>
3バーディ・5ボギーの「73」で回り、トータル1アンダーでフィニッシュした石川遼。今季初の予選通過を確実なものとしている。
シーズン前に“飛距離よりも方向性”というテーマを掲げた石川は、この日もティショットを刻みまくる。しかし、10〜12番の出だし3ホールではティショットが一度もフェアウェイをとらえることはなく、さらに13番パー3ではグリーン右に外す。イメージ通りにボールを打てないためか、4ホールで3つのボギーを叩いてしまう。ただ、それ以上に石川を苦しめたのが、下りのパットだった。
この日も前日からの雨が影響したのか、下りのパットをショートして首を傾げるシーンが前半は何度も見られた。「自分が思ったよりもグリーンは速くない。『思ったよりも強く打っていいんだ』と頭の中では分かっていながらも、それがなかなかできなくて……」。
ゴルフに関しては完ぺきさを求めるあまり、それがマイナスに働くことも少なくない。そのことを自身も把握しているのか、この日はラウンド中にいきなり発想を変えたという。
「自分が軸としているタッチから、少し強く、少し弱く打つことは、そんなにできるわけじゃありません。そのことにこだわり過ぎると、ほかの部分への意識が薄くなりますからね」と石川。ツアープロなら誰もが基本的なパッティングの距離感を持っている。そこからグリーンの速度、傾斜などを加味して微調整するが、そこに固執するとラインやアライメントがおろそかになる。
ただ、ラウンドの途中で修正を加えてしまえるのが石川でもある。あえてパッティングのタッチでパーフェクトを狙わず、アバウトで打ち始めた途端、上りも下りも距離感が合ってきたというのだ。その象徴が前半の18番パー5で上り12メートルのバーディパットを迎えたときだ。
「下りのラインをショートしていた人間が、ものすごい上りのパットでタッチを合わせるのってなかなか難しいんですけど、ザックリ打ったら距離感が合いました」と、その修正能力の高さを改めて証明した。
「タッチのことを考えなくても、自然と距離感を合わせられる自信をつけたいですね」と、パッティングの精度をさらに高めることを今後の課題とする。まずは約5カ月ぶりとなる決勝ラウンドの戦いで、少しでもそのきっかけをつかみたいところだ。(文・山西英希)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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