<フジサンケイレディスクラシック 初日◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>
昨年8位タイに入った大会で、安田祐香は3アンダー・6位タイと上々の滑り出しを切った。「難しいホールはあるんですけど、そこをクリアすれば好きなコースです。(コーライグリーンの)目はきついんですけど、惜しいパットとかがなく、入ってくれたパットが多かった」と、川奈との好相性ぶりを感じている。
5番で3パットのボギーを叩きながらも、その後4バーディ。「最近パットがオーバーで打てるようになってきた。バーディーパットを決める回数も増えました」と自信もついてきている。
大きな期待を背負って迎えたルーキーシーズンの2020-21年は、ケガの影響もありシード入りはならず。QTランク20位の資格で、この前半戦を戦っている。「後半戦に出れるように今はやっています。このくらいの時期から段々上にいけたらいいかなと思って、オフもやってきた。この状態をキープしていけたらすごくいい年になるかなと思います」。得意コースで、さらなる上位を目指していく。
以下、主な選手のコメント。
■高橋彩華(8アンダー・単独首位)※トーナメントコース記録タイ
「流れがずっとよくて、ついたチャンスもほとんど決められた。内容的にはすごくよかった。パットも運がいいところもあったので、砲台グリーンは潔く自分の思ったところに打つだけだと思ってる。あと2日間もそれを徹底していきたい」
■濱田茉優(4アンダー・2位タイ)
「ドライバーを替えて飛んでいるので、短いアイアンで打てる。それでチャンスにつけられているのかなと思います。このコースに来たら、調子がよくても悪くても、景色を見るのが好きなので、たそがれながらゴルフしています。やっぱり優勝したいっていう気持ちは一番。辛抱して、耐えながら攻めていきたいなと思います」
■竹山佳林(4アンダー・2位タイ)
「朝の練習からショットがしっくり来てたので、調子よくいけるかなと思って回ってました。レギュラーツアーに毎週出られるのは、今年が初めて。緊張はすると思うけど、それを力に変えられたら。落ち着いて自分のプレーに一打一打集中できたらいいかなと思ってます」
■小倉彩愛(2アンダー・12位タイ)
「ショットがビタビタついたわけではなく、安全にプレーできたというか、ミスしてもアプローチとパッティングでうまくストレスないパーパットを打てました。(先週はプレーオフで惜敗)その時はあまり悔しい気持ちはなかったけど、プレーオフのくやしさより、最終日のプレーにと悔いの残るホールがあっ。涙なかったですけど、怒りに近いものはあったかな。今週も頑張りたい」
■河本結(イーブンパー・35位タイ)
「久しぶりにバーディチャンスが多くて、ショットに復調の兆しが見えたので、それがよかった。たぶん弟が見てくれてなかったら、イーブンで回ってくることはなかったと思うので、よく仕事をしてくれたなと思いました(笑)。とにかくよくなってきたショットでチャンスを多く作って、戦っていけたらいいなと思います」
<ゴルフ情報ALBA.Net>