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渡邉彩香がプレーオフ制してミセス初V　7年ぶりの有観客での勝利に「みなさんの前で挙げられてうれしい」

＜ほけんの窓口レディース　最終日◇15日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース（福岡県）◇6299ヤード・パー72＞
ツアー唯一の福岡決戦を制したのは、同じブリヂストンと契約を結ぶ高橋彩華とのプレーオフを制した渡邉彩香だった。
単独首位から出た渡邉は出だしの1番パー5でバーディを先行すると、最初の5ホールで4バーディの猛チャージ。8番でOBのダボを叩いたが、首位を譲らず1打差で最終ホールへ。だが、18番パー5で2打目を大きく左に曲げてギャラリーロープの外へ。何とかグリーンに戻してパーとしたが、最終ホールをバーディとした高橋彩華とのプレーオフに突入する。
1ホール目をともにパーで迎えた2ホール目。高橋がティショット、2打目とフェアウェイを渡るなか、渡邉はティショットを右に曲げると2打目も左ラフへ。3打目も乗せただけというかたちとなったが、この約13メートルのバーディパットを沈めて熱戦にピリオド。グリーンわきで待っていた菊地絵理香、酒井美紀らとハイタッチ、そして観戦に訪れていた夫の小林悠輔とミセス初優勝の喜びを分かち合った。
優勝スピーチでは関係各位への感謝とともに「2年ぶりの優勝をたくさんのギャラリーのみなさんの前で挙げられてうれしいです」と前回の優勝時にはいなかったギャラリーに感謝。前回のギャラリーの前での優勝は2015年の「樋口久子 Pontaレディス」。実に7年ぶりだった。
続けて、「まだまだ試合は続きますので、トップを目指してこれからも私らしいプレーで頑張っていきたいと思います」と福岡のファンにさらなる飛躍を誓った。
<ゴルフ情報ALBA.Net>