今秋に開催される「CJカップ」は舞台をサウスカロライナ州へ移す。29日、PGAツアーが発表した。
10月20〜23日、米サウスカロライナ州のコンガリーGCで開催され、大会名は「CJカップinサウスカロライナ」となり、日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」(10月13〜17日)の翌週に行われる。
78人のトップ選手が予選落ちなしに72ホールを戦う大会で、2021-22シーズンのフェデックスカップ上位選手と韓国ゴルフ協会から5名で、世界ランキング上位3名とスポンサー推薦が加わる。
開催コースはこれで4カ所目。17年の第一回大会は韓国の済州島にあるナインブリッジで開催され、その後コロナ禍の影響で米ネバダ州ラスベガスへ移転、20年はシャドークリークGC、昨年はザ・サミットCで行われ、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が制した。
コンガリーGCはヒルトンヘッド・アイランドから北西へ約1時間の場所で、昨春には「パルメトー選手権」が開催され、ガリック・ヒーゴ(南アフリカ)が米ツアー初優勝を挙げた。
CJは韓国の企業グループで創業者はサムスングループの創設者で1993年に分離。食品工業のみならず、エンターテインメント事業で米国にも進出し、映画制作、ケーブルTV放送向けの番組制作も手がけている。(文・武川玲子=米国在住)
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