アイルランドに滞在中だったタイガー・ウッズ(米国)は9日、聖地、セントアンドリュース・オールドコースに到着した。
スコットランドの空はまだまだ明るい午後7時、タイガーはジャスティン・トーマス(米国)と合流しウエッジとパターを持ってスタート、ウエッジショットを何度も打ちグリーンながら数ホールをプレーしコースの確認した。
セントアンドリュースはこの日はパブリックにオープン、ファンは突然のタイガーの登場に喜びフェアウェイを歩きプレーを見入った。
セントアンドリュースは市民の公園としても知られている。16世紀から「宗教上の理由」から「日曜日はコースを閉鎖」する習慣が現在も続いている。それはゴルフがあまりにもおもしろいため人々が熱中し過ぎ、「日曜日の礼拝」に行かない市民が増えたため、「日曜日のゴルフ禁止令」が発せられたのだという。
コースが閉鎖、と言ってもゴルフをプレーすることができないだけで、むしろ自由にコースを歩き回ることができる。タイガーがプレーしているすぐ側を犬の散歩をしている人が一緒に歩いているのもセントアンドリュースならではのこと。タイガーが18番に戻ってきたころには正面のR&Aに灯りが点っていた。
日曜日に練習ラウンドを行うかはまだ不明だが、11日(月)には午後3時から行われる「セレブレーション・オブ・チャンピオンズ」のイベントに出場、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、リー・トレビノ(米国)、ジョージア・ホール(イングランド)とともに4ホール(1,2,17,18番)をプレーする。
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