<全英オープン 2日日◇15日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
元世界ランキング1位、現在は「LIVゴルフ」でプレーするDJこと、ダスティン・ジョンソン(米国)が2日目に「67」と伸ばしてトータル9アンダー。トップとは4打差の5位で決勝ラウンドに進んだ。
第150回全英オープン、タイガー・ウッズ(米国)の出場をお祝いモードとは別に「LIVゴルフ」に参戦しているLIV組には騒がしい1週間でもある。
LIVゴルフ第2戦のオレゴン州ポートランド大会で、DJとともに“4エースGC”としてチーム戦を制したテイラー・グーチ(米国)は「勝利は感動的だった。まるでライダーカップやプレジデンツカップと同じだった。多くの選手が『本当に?』と聞きに来た。僕はF1の選手がするみたいにシャンパンをかけたんだ」とLIVゴルフでの成功を口にした。
一方で、DJは「LIVゴルフ」の騒動について尋ねられると「何の話しをしているのか、分からない」と騒動にはまったくの無関心。「どんなに騒がれているのか…僕は新聞もネットも何も読まない。だからどんなにネガティブなことを言われていても何も知らない。そんなこと、気にもしていない」と言い放った。
「誰しも自分の考えがある。僕にも僕の考えがある。そして僕が気にかけるのは自分の考えだけだ」とDJ。そのLIV組には上位に進出する名前もちらほら。グーチはトータル7アンダー・8位タイ、エイブラハム・アンサー(メキシコ)とリー・ウエストウッド(イングランド)は18位タイ、パトリック・リード(米国)は25位タイ、イアン・ポールター(イングランド)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)は36位タイで予選通過を果たした。
「彼らはみな、素晴らしい選手だ。だから今週も良いプレーをしているんだ」とDJは称賛した。(文・武川玲子)
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