スコットランドで行われた米国女子ツアーでは、古江彩佳がツアー初優勝。国内女子ツアーでは勝みなみが史上初の快挙を成し遂げた。それらの試合を振り返る。
■米国女子「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」(7月28〜31日、ダンドナルドリンクス、賞金総額200万ドル=約2億6000万円)
ツアー参戦初年度の古江彩佳が躍動した。最終日に「62」を叩き出して4打差を逆転。米ツアー初優勝を果たした。
畑岡奈紗が「68」でトータル15アンダー・7位。笹生優花が「66」でトータル9アンダー・24位タイと、日本勢3人いずれも最終日に60台をマークした。
今週は同じくスコットランドで海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)が開幕。古江や2019年大会覇者の渋野日向子ら、史上最多の日本勢12人が参戦する。
■国内女子「楽天スーパーレディース」(7月28〜31日、東急グランドオークゴルフクラブ、賞金総額1億円)
勝みなみが快挙を果たした。後続と9打差をつけて迎えた最終日に、1バーディ・ボギーなしの「71」。今大会で一度もボギーを叩くことなく、ツアー史上初の72ホールノーボギー優勝を成し遂げた。
勝と5打差のトータル17アンダー・2位に稲見萌寧。トータル15アンダー・3位タイには小祝さくら、黄アルム、全美貞(ともに韓国)が入った。
今週の5日(金)からは札幌国際CC島松Cで「北海道meijiカップ」が開幕する。勝やメルセデス・ランキング上位の西郷真央、西村優菜、山下美夢有らは全英出場のため欠場する。
■米国男子「ロケット・モーゲージ・クラシック」(7月28〜31日、デトロイトGC、賞金総額840万ドル=約10億9700万円)
トニー・フィナウ(米国)が最終日に「67」をマークし、トータル26アンダーで逃げ切り。後続に5打差をつける快勝で、2週連続Vを果たした。
トータル21アンダー・2位タイにはパトリック・キャントレー、キャメロン・ヤング(ともに米国)、テイラー・ペンリス(カナダ)が入った。日本の小平智は予選落ちだった。
■欧州男子「ヒーローオープン」(7月28〜31日、フェアモント セントアンドリュースGC、賞金総額175万ユーロ=約2億3400万円)
ショーン・クロッカー(米国)は最終日に「68」をマーク。トータル22アンダーで逃げ切り、うれしいツアー初優勝を挙げた。
トータル21アンダー・2位にエディ・ペパレル(イングランド)。トータル19アンダー・3位タイにはアドリアン・オタエギ(スペイン)、デビッド・ロー(スコットランド)が入った。
日本の川村昌弘はトータル14アンダー・14位タイ。金谷拓実は予選落ちに終わった。
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