<AIG女子オープン 最終日◇7日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>
スコットランドの名門ミュアフィールドで行われた今季最後の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)は全日程が終了。戦いはトータル10アンダーとしたチョン・インジ(韓国)とアシュレー・ブハイ(南アフリカ)のプレーオフに。4ホールに渡る戦いをブハイが制してうれしい初優勝をメジャーで飾った。
18番で始まった大会としては32年ぶりとなるエクストララウンドは、1ホール目は互いにパー、2ホール目は互いにミスショットが出てボギー、3ホール目は互いにバーディパットがわずかに外れてパー。迎えた4ホール目、インジがティショットをフェアウェイバンカーに入れて3打目も乗せられなかったのに対し、ブハイは3打目のバンカーショットを50センチにピタリ。2019年にこの日と同じ渋野日向子と最終組で戦って届かなかったタイトルを3年越しに掴みとった。
5打差2位から逆転優勝を狙った渋野は終盤1打差まで詰め寄ったが、14番でのダブルボギーが響いてトータル9アンダーの単独3位。トータル7アンダーの4位タイにはミンジー・リー(オーストラリア)、レオナ・マグワイア(アイルランド)、マデリーン・サグストロム(スウェーデン)の3人が入った。
そのほかの日本勢は畑岡奈紗がトータル5アンダーとして7位タイと全英で初めてのトップ10フィニッシュ。山下未夢有はトータル4アンダーの13位タイ、堀琴音はトータル3アンダーの15位タイとなっている。
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