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意地のトップ10入りも…今年もメジャー獲得ならず　畑岡奈紗は「来年こそ絶対1つは獲りたい」

＜AIG女子オープン　最終日◇7日◇ミュアフィールド（スコットランド）◇6680ヤード・パー71＞
今年も悲願のメジャー制覇はならなかった。畑岡奈紗は4つのバーディを奪いボギーは1つ。「68」でラウンド。トータル5アンダーまで伸ばし7位タイとトップ10フィニッシュを決めたが、優勝には手が届かなかった。
最終日1日を振り返って「きょうはボギーが先行してしまったけれど、後半の14番、15番と今週は攻略できていなかっところでパーを拾ってクリアできた。最終日はこの4日間を通して風が強いように感じて、そんな中でもチャンスメイクだったり、グリーン上で決めたところでしっかり決められたのが良かったですね」。6度目の全英で初のトップ10。「全英での最高順位で終えることができたので、そこは少し成長を感じられた」とうなずく。
それでも全体を見れば勝てなかったことが悔しい。「昨日まではパッティングで、構えてからは打つまでに風とかいろいろあって、なかなか打ち出せないところがあった」とグリーン上で苦戦した。この日は構えたらすぐ打つことを心がけて改善されたが、やはりメジャータイトルを獲るためには4日間いいプレーが求められることは自分が一番分かっている。
これで年間5つあるメジャーがすべて終了。今年も優勝することはできなかった。「終わっちゃいましたね。なかなかうまく行かないことのほうが多かった」と振り返る。そのなかでも「一番苦手意識があったこの全英で、（同じリンクスの）先週もそうだけど、上位に終われたのはうれしい」と収穫があったことも確かだ。
「来年こそ絶対1つは獲りたいです」と力強く宣言した畑岡。勝利こそならなかったが苦手意識を払しょくできたことはきっと来年につながる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>