<Danaオープン 2日目◇2日◇ハイランドメドーズGC(米オハイオ州)◇6598ヤード・パー71>
笹生優花が「69」と2つ伸ばし、トータル5アンダー・16位タイで3試合ぶりの予選通過を決めた。スタート直後に奪った10番、11番の連続バーディは15番のダブルボギーで打ち消されたものの、後半2つ伸ばすラウンドに。7月末の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」以来となる週末のプレーに臨む。
「スタートはティショットもよかったし、パターも入ってくれてアンダーで回れてよかった」と、本人もこの結果にまずは一安心といった様子。連続バーディ後のダボについては「えー、うれしくはなかった(笑)」と苦笑いだが、「落ち込んではなかった」と気持ちを切り替え、後半のプレーにつなげた。
その後半にはビッグプレーも。1つ伸ばして迎えた8番パー3では、9番アイアンで放ったティショットをピンの根元にさし、これがもう少しでホールインワンという一打になった。「本当にいいショットだった」とバーディにつなげることができた。
課題は7、17、18番と3つあるパー5でスコアを伸ばせなかった部分。フェアウェイキープ数は初日の7回から11回に回復したが、「だいぶよくなってきているんですけど、ティショットをもう少しフェアウェイに置きたい。練習したいと思います」と、いい位置からしっかりとグリーンを狙い、伸ばすべきところで伸ばしていく必要性を感じている。
昨年の全米女子オープン女王も、今季は春先から予選落ちが目立ち、なかなか本領発揮とはいかない。予選通過だけでなく、首位と5打差とツアー2勝目もうかがえる位置につけたが、「上との差もまだあるので、自分が納得するゴルフができればいいなと思う」と、まずは内容を求めながらのプレーが続きそうだ。
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