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堀琴音が猛チャージで3位フィニッシュ　前半『31』は「気づいたらバーディみたいな」

＜ゴルフ5レディス　最終日◇4日◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ（千葉県）◇6465ヤード・パー72＞
4アンダー・24位タイから最終日をスタートした堀琴音は、この日のベストスコアとなる「65」の猛チャージを見せたが、優勝にはあと一歩届かず。トータル11アンダー・3位タイで3日間の戦いを終えた。
首位と7打差、最終組の9つ前からのティオフだった。出だしの1番、3番でバーディを奪うと、4番ではこの日唯一のボギーがあったが、続く5番、6番、7番で3連続バーディを奪取。9番でも伸ばして一気に勢いに乗った。
ショットも好調で、チャンスを決めきるパッティングも冴えていた。「気づいたらバーディみたいな感じでした。そして、気づいたらハーフが終わっていた」と、ゾーンに入っていた堀の前半は『31』。まさに怒とうの追い上げだった。
後半出だしの10番でも伸ばして、一時は首位に並んだ。しかし、そのあと手にできたバーディは13番パー5のみ。「14番くらいから難しいホールが続いて、ボギーを打たないようにしたいなと思っていた」と堅実にパーを並べ続けてクラブハウスリーダーでホールアウトしたが、後続のセキ・ユウティン（中国）にかわされた。
あと一打、という展開に「きのうまで伸ばせなかったので残念」と、予選ラウンドの2日間を悔やむ。それでも「65」は今季ベストスコア。「ビッグスコアを出せたのはここ最近で久々なので良かったかな」と、自信を深めた。
来週にはいよいよ、女子プロNo.1を決めるメジャー大会「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」（京都府・城陽CC）が控えている。「いい流れできているので、頑張りたいなという一心です。いつもと何も変わらずやることが一番だと思います」と、気合を入れながらも、自然体で秋の大一番へと向かっていく。
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