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渋野日向子の妹・暉璃子はホロ苦“デビュー” 予選落ちで感じたプロとの差

<山陽新聞レディース 2日目◇17日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県)◇6360ヤード・パー72>
初めてのプロトーナメントはホロ苦いものとなった。渋野日向子の妹・暉璃子は2日目に2バーディ・4ボギーの「74」と2つ落として、トータル3オーバーの72位タイで予選落ちとなった。
「最後が…」と特に悔しがったのは最終18番だ。553ヤードのパー5であと1つ伸ばすことができれば決勝ラウンドが見えてくる位置。ティショットは2オンを狙える場所に置くことができた。だが、「チョロって…」と2打目はグリーンに乗せるどころか木の後ろへ。3打目も乗せることはできず、さらに寄らず入らず。まさかのボギーとなってしまった。
全体的に見ても「昨日より安定したゴルフはできたと思うのですが、チャンスで獲りきれなかった」と悔しい出来。プロとの差を痛感したのはミスの大きさ。「プロの方々は大きいミスをしない。バンカーからOBしてトリ打ったり。そういうのが私は1試合に1、2個ある。そういうのをなくして行けるのがプロだと思う。そういう部分はすごいなと思います」とレベルの違いを感じた。
一方で通用すると感じられた部分も。「ショット、飛距離は負けていないと思う。そこはしっかり磨いていきたい」。姉・日向子が「私よりも…」と評価するその武器は、ライセンスを持っている選手たちに交じっても引けを取らなかった。そして「思ったよりも緊張しなかった。ギャラリーさんの反応をいただけるのは面白い」と強心臓振りも発揮。次のステージでも生きてくる部分だろう。
この後はプロの試合に出場する予定はなく、学生同士の全国大会が控える。「プロの試合は『こういうのなんだな』と一つの体験になりました」。海外メジャーを制した姉が「強心臓がうらやましい、“勉強”したら私より絶対すごい」という未完の大器は、悔しさを胸に大きな一歩目を踏み出した。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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